【UFC】マクレガーが史上3人目の二階級制覇に挑戦

2016/01/13（水）UP
（最終更新：2016/01/13 17:41）

　3月5日（土・現地時間）アメリカ・ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで開催される『UFC196－Anjos vs McGregor－』にて、2大タイトルマッチが行われることが発表された。

　昨年12月の『UFC 194』で9年間無敗のジョゼ・アルドを1Rわずか13秒でKOし、UFCフェザー級王者となったコナー・マクレガー（アイルランド）が、2階級制覇を狙ってUFCライト級王者ハファエル・ドス・アンジョス（ブラジル）に挑戦する。

　マクレガーは15連勝13KOというアグレッシブな試合内容はもちろん、時に過激なリップサービスでも話題を提供するUFCのスーパースター。対するアンジョスも12月の『UFC FIGHT NIGHT』では1R1分6秒でTKO勝ちして王座を初防衛、現在5連勝3KOと波に乗っている。

　アンジョスは前回の試合後、「もしコナー・マクレガーがライト級に来るならどこでも戦ってやるが、ベルトは渡さない」と宣言。間髪入れず王者対決によるタイトルマッチが決定した。マクレガーがUFC史上3人目となる2階級制覇を達成して新たな伝説を刻むのか、それともアンジョスがマクレガーの連勝をストップさせるのか。

　また、UFC女子バンタム級タイトルマッチも決定。昨年11月にロンダ・ラウジーをハイキックでKOし、衝撃的な王座交代劇を見せたホリー・ホルム（アメリカ）が、ミーシャ・テイト（アメリカ）の挑戦を受けて初防衛戦を行う。

　ホルムはプロボクシングで18度世界王者となり、世界三階級制覇を達成。2011年3月にMMA（総合格闘技）へ転向し、現在10戦無敗。対するミーシャはレスリング出身で2007年にプロデビュー、UFCに次ぐ規模を誇っていたストライクフォースではバンタム級とウェルター級の2階級制覇を達成し、17勝5敗の戦績を持つ。

Photo＝Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)