【ボクシング】山中慎介にTKO勝ちしたネリにドーピング疑惑
2017/08/24(木)UP
8月15日(火)島津アリーナ京都にて行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者・山中慎介(34=帝拳ジム)に4R2分29秒、TKO勝ちで山中のV13を阻み新王者となったルイス・ネリ(22=メキシコ)にドーピング疑惑が浮上した。
8月23日(水・現地時間)WBCのマウリシオ・スライマン会長は、WBCがタイトルマッチ前にVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)に依頼して実施した薬物検査で、ネリから禁止薬物であるジルパテロールが検出されたと発表。同物質は家畜の筋肉量を増やす作用や人体に入れば心拍数を増加させる効果があり、メキシコのアスリートたちの間ではよく使用されているという。
ジルパテロールが入った餌を食べた牛の肉を、ネリが知らずに食べたという可能性もあるため、WBCでは再検査を行う予定。再検査の結果によっては、ネリの王座はく奪、裁定が無効試合となる可能性もあり、今後が注目される。
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