【Krush】剛腕女子KANAが女王ヘウヘスにKOリベンジ誓う
12月9日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.83』のメインイベント、Krush女子-50kgタイトルマッチで王者メロニー・ヘウヘス(オランダ)に挑戦する前王者KANA(シルバーウルフ)のコメントが主催者を通じて届いた。ベルト奪還に燃える思いを語っている。
KANAは今年1月、3度目の防衛戦でヘウへスを挑戦者に迎えたが、2度のダウンを喫して王座陥落。これがキャリア初黒星だった。だが、その後は5月にグレイス・スパイサー(イギリス)に判定勝ち、8月には相手の体が宙に浮くほどの壮絶な左フックでエミリー・マシュー(フランス)を1RでKOし、現在2連勝中だ。
しかし、「勝ってもメロニーのことを思い出すことが日々ある。モヤモヤがずっと続いている」と、ヘウヘスに喫した屈辱が頭を去らないと明かす。「“負けた”っていうのが本当に嫌で。他の試合でどれだけ勝っても、メロニーに勝たなきゃ。その借り、1敗を今回はしっかり返したい」とリベンジを誓う。
対する現王者ヘウヘスはKANAから王座を奪った後、4月に紅絹に判定勝ちして初防衛成功、今回が2度目の防衛戦。6月にはMMA(総合格闘技)の試合で一本勝ちもしている。
KANAは現在のヘウヘスについて、「1月にやった時よりレベルアップしてるなって感じます」と警戒を怠らない。「私は1月の試合でリングに上がった時、最高の状態で戦ったのに負けてしまった。だから今回はさらに最高の状態にしなきゃいけないと思うし、しっかり倒す対策・準備を全て整えてリングに上がります」と語る。
具体的には、どんな対策をしたのか?
「私はそれまで倒れたことがなかったんで攻撃しか選択肢がなかったけれど、前回メロニー戦で自分がパンチをもらって倒れることを知って、そこからはディフェンスもしっかり頭に入れて練習に取り組んでいます」と、防御面も強化したことを明かした。
そして「今年1発目の大会と最後の大会でもメインをやらせてもらって、これはストーリーなんだなと思います。しっかり倒して勝って1年を終わらせます。見ている人が“あれ、こんなもんか”って思うぐらい差を付けて勝ちたい」と、圧倒的な差を見せつけてのKO勝利を宣言した。
8月にマシューを文字通り“ブッ飛ばした”時のように、女子とは思えぬ剛腕パンチでのリベンジなるか。
●編集部オススメ
・KANA、オランダのヘウヘスに2度のダウン奪われ初黒星&王座陥落
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】