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【シュートボクシング】初防衛に自信のMIO「MISAKIとの差は広がっている」

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2018/02/10(土)UP

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SB48kg級の頂点に立ち続けるMIO(左)に、成長著しいMISAKI(右)が挑む。中央はシーザー武志SB協会会長

 2月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される2018年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2018 act.1』の前日計量&記者会見が、9日(金)都内にて行われた。計量は全選手が一発でクリアー。明日の試合開始を待つのみとなった。

 第7試合のシュートボクシング(以下SB)日本女子ミニマム級タイトルマッチを争う、王者MIO(シーザージム)は47.95kg、挑戦者・同級2位MISAKI(GSB)は47.05kgでそれぞれ契約体重の48.0kgをクリアー。

 両者は2016年6月に対戦し、MIOが判定勝利したものの、プロ3戦目のMISAKIはフルラウンド攻め続けるファイトスタイルでMIOを追い込む場面を作るなど大善戦した。

 MIOは「今回、初防衛戦でMISAKI選手と対戦しますが、一度戦っていてその時とは別人と思っています。MISAKI選手は勢いもあって注目もされている選手ですが、差は縮まるどころか広がっているのでSBのベルトの重さを試合で見せつけられたらと思います」と初防衛に自信のコメント。

 挑戦者MISAKIは「ずっとMIOちゃんとやりたいって言ってきました。2戦目で負けてしまってから、そのために頑張って来たと言っても過言ではありません。私はシュートボクサーなのでSBのベルトを巻きたい。明日、必ず人生を変えて見せます」とリベンジを誓う。

 34戦のキャリアを持つMIOだが、防衛戦を行うのは今回が初めて。そのことについて「防衛戦は守る側だからプレッシャーは多少あります。でも緊張しても意味が無い。明日は思い切り楽しんでやりたい」とリラックスして臨みたいとし、「今まで情けない試合をしていたので今年は勝負の年。しっかり変わった姿を見せたい」という。

タイトルマッチ調印書にサインするMIO

「大阪から上京して2年が経ちました。でも、まだ全然納得できていない。納得いく結果や、自分の力を出せていない。だから3年目は変わった姿を見せたいです。試合が終わった後で3月に舞台出演が決まっているので、いい流れを作りたい。夏に48kg世界トーナメントが開催されることで、日本王者の私が日本のベルトを巻いて、世界のベルトを獲りに行きたいのでしっかり防衛したい」と、夢の世界王座を見つめて気合いが入っている。

 一方、MISAKIは「(昨年)12月の香港での試合の時もずっと一緒にいて仲良くしていたので、変な複雑な感じはあります。でも、ずっと追って来た背中がいま目の前にある。全力で追いかけて来たと思うので、明日はその差が分かると思います。リングの上で見てくれたらと思います」と、MIOを追い越していきたいと話す。

 そして「世界トーナメントが開催されるので、日本のベルトを巻いてもちろん私も参戦したい。先輩のUnion朱里さんが世界で輝いてる姿を見ているので、私も世界で輝きたい。そのための第一歩なのでまず日本のベルトを巻きたい。そして7月に参戦できればと思っています」と、MISAKIも世界トーナメント出場を目指すと語った。

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・MIOとMISAKIがタイトルマッチで激突

・初防衛戦を迎えるMIO「ベルトは渡さない」

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