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【K-1】初防衛戦の久保優太「K-1らしいKOで圧倒的に勝つ!」

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2018/02/23(金)UP

久保雄太が弟・賢司を相手にスパーリングをこなした

 3月21日(水)さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)で開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』に出場するK-1WORLD GPウェルター級王者・久保優太が都内の所属ジムで弟の賢司と公開練習を行った。

 9月のK-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメントで木村・フィリップ・ミノルやモハン・ドラゴンら3人を降して王座に就いた優太は、今回の初防衛戦をメルシック・バダザリアン(アルメニア)を相手に行う。バダザリアンは2013年からアメリカに在住しており、元ボクシング四階級制覇王者ミゲール・コットのスパーリング・パートナーを務めたこともある強豪サウスポーだ。

 優太はシャドーと、同じくK-1ファイターの弟・賢司を相手にマス・スパーリングを行い、元プロボクサーでもある弟・賢司のパンチに対し、上体を振るボディ・ワークで軽快にかわし、技を繰り出した。

 弟・賢司とは、よくスパーリングはするのかと尋ねると、「以前はやってましたが、今はほとんどやらないです。だいたい僕はスパー、あまり好きじゃないんで。打たれると頭が痛くなったりしますし」と、スパーなどの対人練習よりもミットなどでテクニックを磨く練習を重視してやっていると言い、「ハードなスパーはほとんどやりません。マス・スパーリングを週に1、2回やる程度です」と笑った。

「そもそも今、僕は試合決まらないと練習しないんです。オンとオフを大事にしてるんで。十代の頃は朝晩合わせて6時間も練習してましたし、そういう時期も必要だと思いますけど、今僕は30歳になって、練習後、全然疲労が回復しないんで。今は短く集中して練習するようにしてます」と、若い頃より短時間集中型の練習に切り替えたと明かした。

「実際、試合は3分3Rだから、あんまり長時間練習してもしょうがない。それより、3分3Rにすべてを出し切れるような練習をすることを心がけています」

 しかし短時間集中といえども、練習内容は厳しいようだ。「中国で負けた後、昨年の1、2月頃から矢口トレーナーに指導してもらってますが、唯一、僕に怒ってくださる師匠で、僕、ジムに入るのも緊張するくらいなんですよ。でも、あえてそこに行く自分は、ドMだと思いますね」とおどけて見せる。

 しかしその矢口トレーナーの元で厳しい練習を積んで、初代ウェルター級王者決定トーナメント優勝という結果を出した。トーナメント前には、「進退を考える」という発言もしていたのだが。

「優勝して、自分の中で自信というか、手ごたえを掴めました。その前は勝ったり負けたりしてて自信喪失してたんですけど。それに疲れも取れなかったんで、限界かな、と。でも最近は、これまでの経験で、プラス・アルファの部分が出てきました。体力・スピード・パワーで言ったら24、5歳の頃の方が強かったけど、今の自分はバリエーションとか、テクニック、対応力で前より上になってるんで」と、体力的に20代半ばより落ちても、それをカバーするものを掴んだという。

 相手のバダザリアンの印象を尋ねると、「スピードがあるし勢いもあって強い選手。でもディフェンシブじゃないのがいい」と、挑戦者の好戦的な戦いぶりを歓迎。「でも、自分がKO勝ちしているシーンしかイメージしてません。相手の打撃に当たらずに勝つ! 相手は速いけど、それ以上のスピードを試合までに作り上げて、スピードの差を見せつけます。K-1らしいKOを、激しい試合をお見せしたいです」と豪語した。

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