【K-1】武尊の一夜明け会見(3)試合後に流した涙の理由
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の一夜明け会見が、22日(木)都内にて行われた。
会見には「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、史上初のK-1三階級制覇を成し遂げた武尊(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が出席。
決勝戦で小宮山工介(31=K-1ジム北斗会館)をKOし、優勝を決めた直後に武尊はセコンドにいた卜部兄弟(弘嵩・功也)の元へ。そこで涙を見せたのだが、その理由を一夜明け会見で明かした。
「19歳で東京へ来て2人とは毎日一緒に練習して、プライベートでも面倒を見てもらって本当の兄貴みたいな感じなので、ヒロ君(卜部弘嵩)が1回戦で負けてしまったのが本当に悔しかった。敵討ちしないといけないと思いました。『一緒に勝ちたいからセコンドに就いてくれますか』と言ったら就いてくれて、功也君も就いてくれました。2人が一番近くでサポートしてくれて本当に心強かったです。
プレッシャーとかでいろいろ不安になったりしますが、2人がいたからメンタルが保てました。(デビューしたてで)まだご飯が食べられない時も食べさせてくれたり、9年間ずっと近くにいてくれているので僕のメンタルの状態も分かってくれるし、2人がいてくれて決勝は心強かったです。それにこのベルトは2人が巻いたベルトなんですよね(功也が初代、弘嵩が第2代王者)。ヒロ君が『お前も巻いたな。俺らも巻いたベルトだ』って言ってくれて涙が止まらなかったです。メチャクチャ嬉しかったです」
また、「最初は格闘技をやっていることを誰にも知られていなくて、毎回命がけでやっているのに何で見てもらえないのかなって。新宿FACE、後楽園ホールから始まって、あそこ(さいたまスーパーアリーナのメインアリーナ)まで行けたのは、みんなの力で行けたと思うので嬉しかったです。
決勝が終わって落ち着いて観客席を見た時に、あれだけ長い興行なのにお客さんがたくさん残ってくれていて、アツい熱を送ってくれて。今回で燃え尽きると思っていたんですが、その熱でもっともっと燃えてきました。その時に、こんなもんで終わらせたくないと思いました。もっともっとデカい会場、大きい舞台にしていきたいと気合いが入りましたね。
この大会は絶対に成功させないといけないと思いましたし、そして自分がその真ん中にいたいと思いました。最初はメインだったけれど(前スーパー・フェザー級王者の大雅とのタイトルマッチ)、トーナメントになったので勝たないとメインで試合が出来なかった。そこで出来たのが嬉しかったです。K-1は最高の舞台だと思います」と、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会を成功に導いて、さらに気合いが入ったと語った。
●編集部オススメ
・武尊の一夜明け会見(1)60kgでやるのは1度だけのつもりだった
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