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【K-1】武尊の一夜明け会見(2)一番大変だったのは空き時間

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2018/03/22(木)UP

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一夜明け会見に集まったファンに笑顔を見せる武尊

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の一夜明け会見が、22日(木)都内にて行われた。

 会見には「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、史上初のK-1三階級制覇を成し遂げた武尊(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が出席。

 全19試合、プレリミナリーファイトが11:30より開始され、メインイベントが終わったのが21:00近くと10時間のロングラン興行となった、

 武尊は「それが本当にきつかった。時間が空いた方が回復できると思うでしょうけれど、空くと痛くなるんですよね。怪我って次の日の方が痛いじゃないですか。前のトーナメントは1試合終わったあと次の試合まで1時間くらいでしたが、今回は2時間くらい空いていて、アドレナリンが切れて痛みが出たり、炎症が広がったり。1時に(本戦が)始まって決勝が9時くらいだったので、集中力を切らさないようにするのが一番大変でした。1試合終わると気持ちがどうしても下がってしまうので、そこから作り直していくのが一番大変でしたね」と、影響がかなりあったと振り返る。

会場後ろからサプライズ登場し、ファンの間を通って登壇した

 昨晩は試合が終わった後で取材、アフターパーティーがあり、その後は地元から応援に来てくれた人たちの祝勝会へ行き、ホテルに着いたのが午前0時くらい。そこからSNSで御礼を返していたら朝9時までかかり、睡眠は2時間しかしていないとのこと。

 しかし、顔は3試合やったとは思えないほど腫れや傷がなく、「3試合もやったので怪我はあります。でも前回(2016年11月の初代フェザー級王座決定トーナメント)に比べれば無事な方です。前回は交通事故にあったような感じでした。骨折もしていましたし、筋肉断裂もしていました。それに比べればマシな方ですね」と、前回ほどではなかったという。

 一階級上げた試合については「今までなら倒せている攻撃でも倒れないし、相手の一発の重さも感じました。60kgでやるからには身体の強さでは絶対に負けたくなかったので、フィジカルの強化はしてきました。練習でもアメリカに行った時に60kgのUFCチャンピオンとやったり、大きい選手とばかりやってきたし、KRESTには強い選手がいっぱいいて60~65kgの選手とやってきたので、思っていたよりかはパワー負けはしなかったのかなと思います」と、フェザー級との違いは感じたが、想像以上ではなかったようだ。

試合中に楽しくなると笑みを浮かべる武尊だが、今回は1回戦のスタウロス戦くらいだった

 さらに「今回は試合中にあまり笑っていなかったですね」と言い、「いつもは試合を楽しんでいるけれど、今回は絶対に勝ちたいって気持ちが強すぎて、感覚がよく分からなかったですね。必死というか、それだけを考えてやっていたので。身体がどうなってもいいと考えて戦っていたし、ひとつひとつの攻撃が自分でもセーブ出来ませんでした。この角度で打ったら壊れるだろうなってところで打ったり、自分でも制御できていない感じになっていました」と、異常な精神状態になっていたことも明かした。

 また、当初決定していた大雅戦が流れたことについては、「もう終わったことだし、1回戦で(大雅にKO勝ちした)スタウロスを指名したのもそうだし、そうすれば全てがスッキリすると思って。スタウロスに勝ってトーナメントで優勝してベルトを巻けばスッキリすると思っていましたし、実際今はスッキリしています」と、もうわだかまりはないと話した。

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・【K-1】全試合結果=2018年3月21日

・武尊の一夜明け会見(1)60kgでやるのは1度だけのつもりだった

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