【ボクシング】比嘉大吾が当日計量パス、山中vsネリ戦と同様に試合実施へ
4月15日(日)横浜アリーナで行われるボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチの14日前日計量で失敗し王座剥奪となった比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツジム)が15日の当日計量を54.7kgの規定より600グラムアンダーでパス。クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)との試合を行うことがJBCより発表された。
計量を終えた比嘉は「世界チャンピオンであるにも関わらず計量をオーバーしてすみませんでした。ロサレス陣営に対して申し訳ないのとオーバーしてでも試合をOKしてくれたロサレス陣営に感謝します。ボクシングファンと試合を組んでくれたプロモーターに謝りたいです。すみませんでした」と頭を下げた。なお、試合前にはコミッションドクターによる健康チェックが行われる。
昨日の前日計量でフライ級リミットの50.8kgに対し51.7kgの900gオーバーし計量失敗、試合を行うか否かについては当日計量で定められたリミット体重よりも10ポンドプラス(4.53kg)の55.3kg以内なら行うとしていた。
記憶に新しい今年3月のルイス・ネリの体重超過での王座剥奪の例では、前日計量でバンタム級53.5kgの契約体重を1回目2.3kgオーバー、その後2時間の猶予が与えられたが、再計量後も1.3kgオーバーで王座剥奪。
しかし当日午前中の計量では58kgのリミットが定められ、それより500g軽い57.5kgでクリア。以降リングインまでは特に体重制限はないが、夕方の試合会場での計量ではネリは60.1kg。
一方、山中も前日計量パスからリカバリーし、試合会場での体重は59.2kgまで戻し試合に臨んだ。試合はネリが勝っても王座は空位のままという条件で行われた。
比嘉の場合も同様、王座剥奪で王座は空位だが、比嘉が勝ってもタイトルは戻らず、ロサレスが勝てば新王者となる。ロサレスもリカバリーしベストの体重に戻してくるだろう。「俺はハードパンチャーだから比嘉をKOする」とも宣言している。ロサレスは26勝のうちKO勝ちが17あり比嘉も要注意だ。また、比嘉がKO勝ちすれば連続KOが16となり日本新記録となる。
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