【レベルス】梅野源治がルンピニー王座見据え、再起戦へ「もっと強くなれる」
6月6日(水)東京・後楽園ホールで開催されるムエタイ・キックボクシングイベント『REBELS.56』で再起戦を行う、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治(29=PHOENIX)のコメントが主催者を通じて届いた。
梅野は今回1階級上のルンピニースタジアム・スーパーライト級5位ピンペット(タイ)と対戦するが、2月大会にてルンピニースタジアム認定ライト級王座決定戦でクラップダム・ソーチョーピャッウータイ(19=タイ)にTKOで敗れて王座獲得失敗。以降、進退が注目されていたが、現役続行を表明した。
続行の理由を「一番大きなところは『もっと強くなれるのか、なれないのか』で判断しています」と梅野は言う。「もし『弱くなっている』と感じたら、辞めようと決めているんです。格闘技でしか稼げない、他のことは出来ない、という理由で格闘技を続けることを、僕はしたくないので」と、もっと強くなれる確信が一番の理由だと話した。
また「クラップダムに負けたままで終わりたくない、クラップダムにリベンジしよう」とも。
これまで、梅野は再戦をして負けたことがない。ゴンナパー・シリモンコン、チャンヒョン・リー、ラジャダムナンスタジアム王者のヨードレックペット・オー・ピティサックにそれぞれ負けているが、数ヶ月後から1年後には勝利している。
梅野はゴンナパー戦を「首相撲に付き合いすぎて負けました。だから再戦では首相撲に付き合わず、全部突き放して戦いました。これは首相撲のテクニックがなければ突き放すことも出来ないはずなので、僕は首相撲が出来るからこそ『突き放す』というテクニックを使えたのかな、と」と分析する。
同じようにヨードレックペットとは「近い距離でヒザを打ちに行く時にヒジを貰って倒された。なので僕の方が身長も高く組みに行く必要がないので、遠くからミドルキックを蹴っていった方がいい、と考えて再戦ではミドルキックを蹴りまくって勝ちました」と語る。
「単純に、僕は使える技が多いのでそういう選択が出来るんです」と対応できる引き出しの多さがリベンジ成功に繋がっていると語った。
クラップダムとのリベンジマッチのイメージもすでに出来ている。「前回の戦い方が悪かったとは思っていないんですけど、多少は使う技を変えていきます。性格上、負けたままで終わるのは嫌なので、早くクラップダムとやりたいですね。もし仮に、クラップダムがベルトを失っても、やっぱりクラップダムとやりたいですし、リベンジマッチで勝つ自信はありますね」と確かなリベンジ勝利の裏づけもあり、再戦への情熱が燃え上がってきたようだ。
梅野にとってはクラップダムとのリマッチに向け、今回5位のピンペットに勝ってルンピニーランキングを上げたいところだ。
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