【シュートボクシング】MIOピンチ、RENAと接戦演じたバービック参戦
7月6日(金)東京・TDCホールで開催される女子格闘技の真夏の祭典『Girls S-cup 2018』。10年目となる今大会で行われる-48.0kg級の8人制による世界トーナメントの最終枠に、オランダ女子キックボクシング界のスーパーホープ、イシス・バービック(19=オランダ)が出場することが決定した。
バービックはオランダの名門ボスジムで伝統のコンビネーションを叩きこまれたイワン・ヒポリット(1990年代、中量級最強と言われたキックボクサー)の元愛弟子。若干19歳で45戦40勝4敗1分という恐るべき戦績を引っ提げて2014年の『Girls S-cup』に初来日を果たし、RENAと対戦した(バービックの判定0-2負け)。
現在は世界最大級のキックボクシング団体『GLORY(グローリー)』を主戦場に、グローリースーパーバンタム級(55.5kg)トーナメントに出場するなど、世界のトップ選手と鎬を削っている。4年前とは違う、さらに進化した姿で再来日を果たすことになるか。
なお、今回のトーナメントには、SB女子ミニマム級王者MIO(23=シーザージム)、J-GIRLSミニフライ級王者のMISAKI(22=GSB)、13戦無敗のMuayThaiOpen女子フライ級王者・小林愛三(22=こばやし・まなぞう/NEXTLEVEL渋谷ジム)が日本代表に。
4月大会でMIOを破り、20連勝をストップした韓国MMA大会『ROAD FC』からの刺客イム・ソヒ(21=韓国)も参戦。RENAとRIZINでMMA(総合格闘技)、昨年のGirls S-cupではSBルールで対戦したイリアーナ・ヴァレンティーノ(30=イタリア)が階級を下げて今度はMIOの首を狙う。
MIOのライバルとして4度も対戦したUnion朱里と昨年10月に対戦、3RでKOに下した北米キック五冠王マギー・タッカー(カナダ)も再来日。MIOにプロ初黒星を付けて1勝1敗の戦績を残す紅絹を撃破した、2017年全中国散打48kg級王者ロウ・ミン(中国)の出場も決定している。
世界トップレベルのバービックが加わったことで、大本命と言われていたMIOの優勝が危ぶまれるほど、実力者揃いのトーナメントとなった。Girls S-cup史上最大の激戦が予想される中、7月6日、-48kg級の立ち技女子世界最強の座に就くのは果たして誰か。
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