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【ボクシング】村田がTKO圧勝10連勝飾る

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2016/05/15(日)UP

2016年5月14日(土・現地時間)中国・香港コンベンション&エキシビションセンター

▼スーパーミドル級 3分10R
○村田諒太(帝拳ジム/WBC世界ミドル級6位、IBF世界ミドル級3位)
TKO 4R 2分50秒 ※右ストレート
●フェリペ・サントス・ペドロソ(ブラジル)

デビュー以来10連勝目をTKO勝ちで飾った村田。次はボクシングの本場ラスベガスだ(写真は2015年5月の日本でTKO勝ちした時のもの)

 プロ10戦目を迎えた村田。今回は3度目の中国での試合となった。対戦相手のペドロソは13勝(11KO)1敗とKO率は85%を超える。

 1R、村田は「右を当てるためのジャブを磨いてきた」との言葉通り、ジャブを多用して1分45秒過ぎに右ストレート2連打をヒットさせる。その後も顔面とボディへの右ストレートでペドロソを棒立ちにさせる。ペドロソもジャブから右フックを放つが、右アッパーをもらい、終盤にも右ストレートをモロに被弾。

 2R、右へ大きく回り込むペドロソもジャブを放つが、村田のジャブよりもスピードで劣る。村田は右ストレートにつなぎ、ペドロソを吹っ飛ばす。ディフェンシブなペドロソを打ち下ろしの右ストレート、右フック、右アッパーで追い回す。

 3R、村田のジャブでペドロソは何度も仰け反る。打ち返すペドロソだが、村田のパンチをもらうと身体ごと持っていかれてしまう。村田は右ストレートから左ボディブローのコンビネーションをヒットさせ、的確なジャブでペドロソを下がらせる。

 4R、やはり大きく回り込むペドロソはガードを固めながらジャブを出すが、村田のジャブが入ると防戦一方に。村田の右ストレート、左右のボディブロー、右アッパーも入り、ボディを打ち返してくるペドロソに左フック。

 村田の左拳で顔を押してからの強烈な右ストレートが入り、グラつくペドロソ。村田は一気にラッシュを仕掛け、左フックからの右ストレートでペドロソがロープを背にして大きく仰け反ったところでレフェリーがストップ。村田がTKO勝ちを飾った。

 これで2戦連続KO勝ち、戦績はプロデビューから10連勝(7KO)無敗となった。次戦は7月23日(土・現地時間)アメリカ・ラスベガスで行うことが内定している。

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