2004年 ピーター・アーツ
「K-1 WORLD GP2004 in TOKYO 開幕戦」
2004年9月25日(土)東京・日本武道館
▼K-1 WORLD GP2004 開幕戦
○ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
判定3-0 ※30-29、30-29、29-27
●マイケル・マクドナルド(カナダ/フリー)
素早いパンチのコンビネーションで攻めるマクドナルドに、コツコツとローキックを返していくアーツ。右フックから左ロー、左ジャブから右ミドルとマクドナルドを揺さぶっていく。右ミドルからの左フックをもらうと、すぐに組み付いてマクドナルドのリズムを寸断するアーツ。1R終了間際、打ち合いに出たマクドナルドが左フックをクリーンヒットさせるが、アーツも右ハイで切り返す。
2R、フックとミドルの速いコンビネーションで攻めるマクドナルドの空振りを誘って、右ローを確実に入れていくアーツ。ワンツーを放ち、前へ出てきたマクドナルドを捕まえて左のヒザをボディへ突き刺し、ダウンを奪った。アーツはワンツーからロー、ワンツーから首ヒザと基本どおりの動きで攻め、深追いはしない。しかし、右の合い打ちの後、マクドナルドの右ハイキックがヒット、逃げるアーツに右フックを追撃、マクドナルドは失われたポイントを取り戻そうと一気にパンチで出て行くが、勢い余って転倒してしまう。この時の右フックでアーツは左目上から出血。
3R、アーツはワンツーとロー。マクドナルドが左フックで入ってきても打ち合いには応じず、ジャブとミドルで離れて闘う。マクドナルドの前進をジャブとミドルでさえぎり、ダウンのポイントを守りきった。アーツが12年連続のドーム進出を決めた。
「K-1 WORLD GP2004 決勝戦」
2004年9月25日(土)東京ドーム
▼第4試合 K-1 WORLD GP2004トーナメント準々決勝 K-1ルール3分3R(延長1R)
○フランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタ(南アフリカ/スティーブズ)
KO 1R1分13秒 ※戦闘不能
●ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
1R、快調に右ローを飛ばすアーツに異変が起きた。ボタのジャブに合わせて右ロー、ジャブからも右ローを放ち、「ローのブロックを完璧にしてきた」と言っていたボタに、そのブロックをさせる間もない。ところが、ジャブから右ローを当てたところで、アーツが突然に片足を上げてロープに寄り添う。ボタはしっかりとスネやヒザで受けたわけではなかった。アーツにダウンが宣告され、試合が再開されるもまた自らが放った右ローで足を痛め、戦闘不能状態となりアーツがKO負けとなった。
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