8月26日(金)東京・後楽園ホールで開催さ れる『DEEP 55 IMPACT』ライト級タイトルマッチで王者・菊野克紀(ALLIANCE)と対戦する廣田。2年前の大みそかDynamite!!の青木真也戦で右腕を 骨折し、長期欠場を余儀なくされたものの、その間もトレーニングを続け、今回の復帰戦を迎えた。廣田が復帰までの道のり、そして生き残りをかけたサバイバ ルマッチに挑む意気込みを語った。(2011年8月22日UP)
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■欠場期間のトレーニングでさらなるレベルアップ
ーー廣田選手がCAVEの所属として試合をするのは今回が初めてですよね。CAVEでは主にどういったメンバーと練習しているのですか?
「水曜日がプロ練習の日で、奥野(“轟天”泰舗)さん、ストラッサー起一さん、村山暁洋さん、ガイ・デルモが練習に来ています。こないだは桜井隆多選手も来てくれました。みんな身体がデカくて力が強いので、いい練習になっています」
ーー以前、廣田選手を取材した時は右腕を釣っている状態で、まだ入院されていましたが、右腕が使えない間も運動することは出来たんですか?
「はい。入院している間も自転車型のトレーニング器具を漕いでいたし、その後もリハビリのような形でス ポーツ整形外科に週5~6回は通っていたんですよ。だから身体を全く動かせなかったのは、怪我をして本当に最初の頃だけです。寝技も激しいものでなければ やってもいいと言われていたし、パンチもミットに当てるくらいだったら大丈夫だよと言われていました」
ーー現実的に復帰戦を考えるようになったのは今年に入ってからですか?
「折れていた骨が完全にくっついたと診断されたので、あとは身体を作って追い込む練習をすれば復帰できると思っていました。最初は6月で考えていたんですけど、少しずれてこのタイミングになりました」
ーー試合用に追い込む練習を再開して、コンディションはすぐに戻りましたか?
「最初はラントレ(ランニングトレーニング)の800mでもキツいと感じてましたけど、身体そのものが戻るのは早かったです。今までのトレーニングの蓄積もあるし、右腕が使えない間も身体を動かしていたのが良かったんでしょうね。だから意外と ・・・
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