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【月間ベストファイター・11月】40歳ラジャダムナン初戴冠の石毛慎也、挫折を超えた10年目の栄光

 4Rになると自身の年齢からのスタミナの問題で動きが落ちてしまうことが分かっており、「ヤバイ」と思った。それでも戦えたのはセコンドの応援に押されたから。それもあって積極的に行けた。ようやく迷っていた踏み込んでのパンチも出るようにもなった。5Rも開始から圧力をかけ前蹴りから左ボディブローと右ローキックで攻め、相手は下がりながら反撃していたが2分過ぎに石毛の左ボディブローがレバーに炸裂、相手は悶絶して倒れ、タンカで運ばれて行った。劇的な勝利で石毛は日本人9人目、ミドル級では日本人初のミドル級王者となった。

■今後の目標

 石毛は現役続行については明言を避けた。年齢のこと、これ以上続けると後遺症の心配もある。

自身の運営する「LAILAPS東京北星ジム」で、今も練習に励む石毛

「自分の中にはチャンピオンは防衛して初めてチャンピオンと言われると思っています。あと右のパンチが当てられなかったので、右も当てられるように、そして首相撲も研究してレベルアップしたい。ジムで教える立場としてもです。来年、試合からの撤収を考えてますが、あと1試合やるかどうかはプロモーターとの相談ですね。とにかく、この経験を指導に生かしたいです」と試合に出るとしても自身のジムの育成につなげていきたいとした。

■ベストファイター受賞について

「僕で良いでしょうか?」と石毛。空手の世界大会やK-1、キック、MMA、ボクシングでは井上に大健闘したドネアなど多くの候補が出たが、40歳でありえないラジャ王者になった石毛のインパクトが上回った。

 なお今回受賞した石毛には、イーファイトより記念の盾と、ゴールドジムからアルティメットリカバリーなどのサプリメント3種類が贈られる。
 石毛にサプリメントの利用方法について聞くと、「本当に基本的なサプリを利用しています。プロテインやマルチビタミン、BCAAくらいで。詳しくないのでこれからサプリを勉強します」と答えた。

(取材:吉倉拓児)

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