【月間ベストファイター・9月】日本人8人目のラジャダムナン王者となった竜哉、ルンピニーと統一王座目指す
毎月イーファイトのサイト名にちなんでより良い試合をした選手に贈られる、格闘技月間ベストファイター賞。2019年9月のベストファイターは、9月9日(月)にタイ・ラジャダムナンスタジアムにて行われた『スック・チュージャルン』にて、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座決定戦に臨み、判定勝利を収めて王座に就いた竜哉・エイワスポーツジム(19=エイワスポーツジム)に決定した。(2019年10月23日UP)
PROFILE 竜哉・エイワスポーツジム(りゅうや・えいわすぽーつじむ) ジュニア時代から打倒ムエタイを意識し、中学校を卒業した後はタイと日本を行き来し、タイではラジャダムナンスタジアムを主戦場に連戦連勝を重ね、めきめきと実力を付ける。 18年4月にWMC世界ピン級王座を獲得。19年7月18日にはラジャダムナンスタジアムでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座に就いた。この試合が評価されたことでラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座決定戦に挑戦する権利を得て、19年9月9日にラジャダムナンスタジアムで開催された『スック・チュージャルン』にて同級6位モンコンユー・エンニームエタイと王座を争い、見事勝利。日本人8人目で、現地獲得では19年ぶりとなるラジャダムナン王者に輝いた。 |
選考理由
1、日本人8人目のラジャダムナンスタジアム王者となった
2、まだ19歳と若く、今後に期待できる
3、接戦の中、4Rに相手をこかし逆転
選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ
受賞された竜哉選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC-Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。
贈呈:ゴールドジムベストファイター記念インタビュー
2019年9月9日、またムエタイの歴史に新たなページが付け加えられることになった。バンコク・ラジャダムナンスタジアムで開催された『スック・チュージャルン』にて、19歳の竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)がラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座決定戦に臨み、同級6位モンコンユー・エンニームエタイに見事、判定勝利を収め王座に就いたのだ。
ラジャダムナンスタジアム認定王座。ボクシングのような世界的統一組織がないムエタイは、世界各国に数々の世界タイトルが存在するが、その頂点に立つのは間違いなくタイの2大殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムが認定する王座だ。
このラジャダムナン王座は、日本人では藤原敏男が1978年3月に獲得して以降、竜哉を含めて8人が獲得している。現地での獲得は2000年のジュニアミドル級・小笠原仁以来19年ぶりとなった。
なお、10月20日には新日本キックのエース、江幡睦がラジャダムナンスタジアムのタイトルに4度目の挑戦を行ったが、江幡の軽量級以上の強打を持ってしても王者の牙城を崩せなかった(王者サオトー・シットシェフブンタムとドロー)。
■竜哉のこれまでの経歴を振り返る
竜哉は、兄・一哉、姉・奈々を持つキックボクサー三兄姉。ジュニア時代から打倒ムエタイを意識し、中学校を卒業した後はタイと日本を行き来し、ラジャダムナンスタジアムを主戦場に連戦連勝を重ねてきた時期も。めきめきと実力を付けていくと18年4月にWMC世界ピン級王座を獲得し、今年7月18日にラジャダムナンスタジアムでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座を獲得しており、この試合が評価されたことで今回のラジャダムナンタイトルに挑戦する権利を獲得したという。
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