【ムエタイ】石毛慎也、ラジャ王座再挑戦もTKO負け
「スック・トーチャイワット」
2015年1月19日(月・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○アウナン・ギャットペペ(タイ)
TKO 3R ※レフェリーストップ
●シンヤ・ホクセイジム(=石毛慎也/LAILAPS東京北星ジム)
(結果:3RTKO レフリーストップ)
王者アウナンは昨年11月23日に石毛と王座決定戦で対戦。前回の王座決定戦が僅差での判定負けだったため、石毛陣営からの再戦要求もすんなり受け入れられ、このタイトルマッチが組まれた。
初回は石毛がジャブからローキックでアウナンのダメージ蓄積を狙った戦法だったが、少し距離が詰まったところで右のパンチをヒットさせると、石毛はここから距離を詰めフックやアッパーなどの大きなパンチを振った。石毛はこの時からパンチでKO狙いでいくと、アウナンがヒジを合わせる展開となる。石毛は構わず前に出たが、ラウンド中盤にアウナンの細かいヒジを食らい額を切ってしまう。 前回と同じ個所だ。
2R、アウナンは距離を詰めヒジ狙いで挑んできた。石毛のボディーへのフックがヒットするが、アウナンはひるむことなくヒジを連射。石毛の顔面は血だるまになっていき、ここで石毛は視界が悪くなったのかアウナンのヒジを食らいダウンしてしまう。カウント8で立ち上がったが、ここからアウナンはヒジ一本で石毛をコーナーへ詰めていく。石毛は下がりながらこの場を凌ぐ。
3R、アウナンは打ち疲れたのか若干動きが鈍り始めたところへ、石毛のボディーストレートやボディーフックからのローキックが多数ヒットする。アウナンは下がりながら、前蹴りからミドル・ヒジへとつなぐが、下がりながらの攻撃がヒットし始めたためか、またここから動きが良くなってきた。
アウナンはクリンチした時に石毛の後ろに回り、石毛の攻撃をすべて封じ込めたところで、レフェリーが間に入り試合をストップした。 石毛としては、まだ闘えたかもしれないが、レフェリーは額の傷などを見て試合続行不可能としたのだろう。アウナンのヒジ一本狙いの戦法に捕まった結果となってしまった。
写真・レポート提供/早田寛(シンラパムエタイ)
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