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他団体との看板を懸けた対抗戦3連発
新日本キックの連勝をニモは止められるか?

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2015/02/09(月)UP

▲NJKF王者のニモ(左)が新日本キック王者のHIROYUKI(右)が激突

ニュージャパンキックボクシング連盟
「NJKF 2015 1st」
2015年2月15日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
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 毎回好試合を連発しているNJKFの後楽園ホール大会。今大会も好カードがズラリと並んだ。

▲大和(左)vsDAI(右)

 第1試合から第3試合までNJKF王座決定トーナメント準決勝が行われ、第4試合ではNJKFライト級王座決定戦。第5試合のNJKFウェルター級王座決定戦には元WBCムエタイ日本ウェルター級王者、元NJKFウェルター級王者の大和侑也(大和ジム)が出場し、DAI(誠至会)と王座を争う。テクニックと攻撃力には定評がある大和だが、11月大会ではテヨンにKO負けを味わっており、これが再起戦。

▲現王者・白井(左)vs元王者・前田(右)

 第6試合はNJKFバンタム級タイトルマッチとして、王者・白井周作(Bombofreely)が挑戦者に元王者の前田浩喜(CORE)を迎える。両者は2013年7月に対戦しており、この時は白井が前田得意の左の蹴りを巧みに封じて判定勝ち。白井は攻撃をしっかり当てていくタイプで、時折ジャンプしてのパンチや蹴りを繰り出す。前田はサウスポーで左のパンチ・蹴りいずれでもKO出来るテクニシャン。

 第7試合は注目の大一番。新日本キックボクシング協会の日本フライ級王者・HIROYUKI(藤本ジム)が初参戦し、NJKFフライ級王者・ニモ(キングジム)と王者対決を行う。

 これまで他団体とほとんど交流を持たなかった新日本キックが、今年に入ってNJKFと本格開戦。1月11日(日)に東京・後楽園ホールで開催された新日本キックの『WINNERS 2015』では志朗(新日本キック・治政館)がWBCムエタイ・インターナショナルバンタム級王者の国崇(NJKF・拳之会)を破り、先勝している。

 HIROYUKIは18歳の若さにして王座に就いた、蹴りを主体にしたスタイル。今年4月にはINNOVATIONに乗り込み、元MA&WPMFフライ級王者・勇児(HOSOKAWA)を降している。迎え撃つニモはヒジを武器にする激闘派。団体の看板を懸けた戦いとなる。

▲テヨン(左)の強打か、田中(右)のヒジか

 第8試合も対抗戦で、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者テヨン(キングジム)が元INNOVATIONスーパーライト級王者・田中秀和(橋本道場)を迎え撃つ。破壊力満点のパンチとハイキックを得意とするテヨンに対し、田中はパンチャー殺しのヒジ打ちを得意とする。どちらが先に、自分の得意技で相手を仕留めるかに注目。

▲NJKF王者・悠矢(左)vsイノベーション&レベルス王者・町田(右)

 そして、メインイベントの第9試合では、NJKFスーパーフェザー級王者・悠矢(大和ジム)がINNOVATIONスーパーフェザー級王者&REBELS 60kg級王者の町田光(橋本道場)と王者対決。

 悠矢は昨年9月、鈴木翔也を3RKOで下しNJKFスーパーフェザー級タイトルを獲得したハードパンチャー。対する町田は、居合い抜きの動作を応用した必殺技“居合いパンチ”を始めとする数々の必殺技で人気を呼び、イノベーションとレベルスの両団体でエースを務める。打ち合いになることは間違いなく、KO決着の可能性大だ。

 

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