【VTJ】12・24V.V Meiが伝説越え宣言「女・天龍になる！」

2012/12/23（日）UP
（最終更新：2012/12/23 21:31）

　12月24日（月・祝）東京・国立代々木競技場第2体育館で開催されるケージ（金網）ファイト『VTJ（ヴイ・ティー・ジェイ）1st』の公開計量が、23日（日）都内にて14：00より行われた。計量は全選手が一発でリミットをパスし、明日のゴングを待つのみとなった。

　今大会、唯一の女子マッチに出場する藤井惠（AACC）とV.V Mei（ヴィー・ヴィー・メイ/フリー）は、藤井が51.9kg、Vは52.1kgで計量をパスした。

　女子総合格闘技のレジェンド・辻結花を日本人ファイターとしては初めて破ったVが、もう一人のレジェンド・藤井の首を狙う。計量を終えたVは「もう結果は決まっています」と不敵な笑みを浮かべ、「レジェンドに負けない大暴れをして全てを潰す」と言い放った。

「藤井さんはテイクダウンを狙ってくるだろうけれど、こっちがケージに張り付けてやります」とテイクダウンの争いにも負けないとし、「レジェンド2人越えが実現するまであと1日。それが出来る最初で最後のチャンスだと思うので、死ぬ気で向かっていくと決めています」と偉業達成に燃える。

　プロレス界に例えれば、辻と藤井はアントニオ猪木とジャイアント馬場のような存在。その2人からフォールを奪った日本人プロレスラーは天龍源一郎だけだとの話を聞いたというVは、「私が女子総合格闘技界の天龍になります！」と力強く宣言した。

　なお、今大会のルールはUFCを始めとするアメリカの総合格闘技大会が採用している通称「ユニファイドルール」が用いられる。レフェリーが関節・絞め技が極まったと判断して止める見込み一本はなく、レフェリーが試合を止めるのは失神または関節技で骨が折れた場合、関節技をかけられて悲鳴をあげた場合のみとなる。ヒジ打ちは垂直に落とす打ち方のみ禁止。寝ている相手の顔面への蹴り、踏み付けは一切禁止。

　当初はテーピングが全面禁止となっていたが、UFC参戦経験のある弘中邦佳から、アメリカでも州によっては認められているとの意見が上がり、使用可能に変更となっている。

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