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【DREAM&GLORY】12・31シュルトが完全復活アピール「本来の自分に戻った」

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2012/12/29(土)UP

  12月29日(土)都内にて、12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催される『DREAM.18&GLORY4~大晦日 SPECIAL 2012』に出場する選手たちの個別インタビューが行われた。

 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦で対戦するセミー・シュルト(オランダ)とブライス・ギドン(フランス)、アンデウソン“ブラドック”シウバ(ブラジル)とイゴール・ユルコビッチ(クロアチア)が、それぞれ意気込みを語った。

セミー・シュルト
――試合を控えて今の心境は?

「昨日来日して早く試合をしたいというエキサイティングな気持ちでいます」

――前回、2012年3月のグローリーで対戦しているギドン戦を振り返って下さい。

「ギドンとはモスクワで戦ったけれど、自分にとってはカムバックといえるような試合だったので本来の力ではありませんでした。今は本来の自分に戻ったのでいい試合になると思います」

――一回戦の2分2Rについてどう思いますか?

「2分2Rは最初に戦い始めた時のことを思い出しました。時間が短いのでハードな戦いになるでしょう」

――これまでと戦い方は変わりますか?

「自分のファイトスタイルは変わらないと思います」

――トーナメントを制覇するのに重要なこととは?

「次の試合だと考えながら気持ちで勝ち進むことが重要」

――トーナメントで難敵は誰になりそうですか。

「壁というよりも自分自身が一番の敵だと思います」

ブライス・ギトン
――試合を控えての心境をお願いします。

「あと2日で試合なので気分としてはいい。昨日に来日して時差ボケはないので、非常によく眠れた。対戦相手はシュルトなので楽しみ。私はヒザを手術して間もないが、準備は十分にできている。ベストをつくして頑張るよ」

――一回戦は2分2Rで戦い方は変わりますか。

「通常の戦いよりも試合調整をしないといけない。自分のスタイルが出せるように多少のリスクも必要。試合時間じゃ1分短いので最初から100%出し切る気持ちでいきます」
――シュルト対策は出来ていますか。

「今回はより戦略を立ててきました。よりいい戦略を立てて行くが、ここでは言えません」

――ファイトスタイルは?

「2009年にK-1で試合をしているので私のことを多少は知っているファンもいるでしょう。タイミングを重視し、適時適切なタイミングで動くスタイルを持ち味にしている。ただ、今回は試合時間が短いのでこれまでと同じスタイルで闘えるかはわからない。スピードを重視したスタイルになると思う。」

――シュルトが優勝候補なので、注目度の高い試合となりました。

「観ているファンは自分がどういった闘いをするのか、驚くだろう。対戦相手がシュルトだからといってプレッシャーは全くないので、ただベストを尽くしてやるだけ」

――フィニッシュはイメージしていますか?

「まずは試合を見て欲しい。勝ち方のイメージしかなく、判定かKOかはわからないが、自分の試合を進めていく。3R目が重要だと思う」

アンデウソン“ブラドック”シウバ
――日本に来るのは初めてですか?

「初めてです。日本で行われているトーナメントに出ることは凄く憧れだったので、今回自分の名前を刻みたいですね」

――あなたの得意技を教えてください。

「自分はボクシングをメインでやってきたのでパンチのストレートが持ち味です」

――調整はどこでやってきましたか?

「1年半ほどブラジルのみで練習をしています。ブラジルには凄くいいボクシングのパートナーがいるからです」

――対戦するイゴール・ユルコビッチ選手の印象は?

「ビデオを数回観ただけです。彼のことより自分がいい試合をすることに集中しています」

――これまでにトーナメントに出た経験はありますか。
「何度かトーナメントに出たことはありますが、今回のような大きなイベントで名前のある選手が揃っているトーナメントに出るのは初めてです」

――トーナメントを勝ち上がっていくのに何が必要ですか?

「1日に4試合することも初めてのことですし、その中で自分が持っている速さや技術を100%出せるかがキーポイントになってくると思います」

―― 一番意識している選手はいますか。

「この人というのはないのですが、自分の上には7名います。彼らを尊敬していて、彼ら全員と闘いたいと思います」

――このトーナメントのために準備してきたことはありますか?

「今までの練習メニューから変えることはないです。その代わり、試合時間が短いので自分がどれだけベストを尽くせるかを心がけて闘いたいます。戦術も変えることはないです。KOのみを考えてやるだけです」

――前回のボンヤスキー戦を振り返って下さい。

「この大会は良い大会でしたけど、自分的には勝ったと思っています。ただ、レフェリーの判断は何も言えません。今回のトーナメントで彼とは決勝で対戦したいという気持ちです」

――名前のブラドックはどういう意味ですか。

「あだ名です。小さい時からケンカとか格闘技が好きでやってきて、アメリカで『ブラドック』という映画があってそれで付けられました」

――ブラジルではMMAが盛んですが、キックを続ける理由は何ですか。

「12歳の頃からキックをやっていました。寝技よりもスタンドなので、好きなボクシングで決着を付けようと思います」

イゴール・ユルコビッチ
――日本での試合は初めてですか。

「初めて日本に来ましたが、非常に気に入っています。みんな親切ですね。本国に帰るまでこのイメージを持ち続けたいと思います」

――これまでのキャリアを教えて下さい。

「アマチュアの試合をモロッコでやってきて、プロの試合を含むと100戦以上やっています。MMAの試合をやることも考えたことはあったが、キックが好きなのでこちらを始めました」

――格闘技を始めたのはいつですか。

「17、18歳に初めました」

――対戦するアンデウソン“ブラドック”シウバの印象は?

「トップファイターの1人なのでいい試合が出来ると思いますよ。世界にアピールするいいチャンスだと思います」

――対策は? トーナメントで必要なことは何でしょうか。

「トーナメントではケガをしないことが重要。ケガはありがちだが、勝つ前にケガをしないこと、対策の方は当日を見て下さい」

――トーナメントでは誰とやりたいですか。チャンピオンになるために超えなければならない相手はいますか。

「シウバに勝てたらサキとやりたい。とにかくベストを尽くしてやることです」

――試合時間は1R2分と短いものになります。

「通常3分3Rですが、短い闘いになるので最初から最後まで積極的にいきます」

――得意技とファイトスタイルを教えて下さい。

「自分が得意なのは近い距離でのボクシングです。それからキックは左が得意です」

――クロアチア出身といえば、ミルコやシカティックが有名だが、影響は受けましたか。

「もちろん二人とも知っていて、ミルコとは今回飛行機も一緒でした。二人と同じように日本のファンにいい印象を与えたいです」

――違う会場でミルコは闘うが意識はしていますか?

「ほぼ同時刻に試合をすることは知っています。お互いに勝って安全に帰国したいです」

12・31「DREAM.18&GLORY 4~大晦日SPECIAL 2012~」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら

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