TOP > ニュース 一覧

【DREAM&GLORY】12・31サキ、優勝に自信「誰が来ても問題はない」

フォロー 友だち追加
2012/12/29(土)UP

 12月29日(土)都内にて、12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催される『DREAM.18&GLORY4~大晦日 SPECIAL 2012』に出場する選手たちの個別インタビューが行われた。

 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦で対戦するグーカン・サキ(オランダ)と羅王丸(TARGET)、レミー・ボンヤスキー(オランダ)とフィリップ・ヴェルリンデン(ベルギー)、エロール・ジマーマン(オランダ)とジャマール・ベン・サディック(ベルギー)が、それぞれ意気込みを語った。

グーカン・サキ(トルコ/ゴールデン・グローリー・ブレーダ/2010-11年Glory World Seriesヘビー級トーナメント優勝)インタビュー

――トーナメントを2日後に控えた心境は?

「非常にいい気分、いい状態だね。1週間前に日本へ来ました。今回の試合のためにハードなトレーニングを積んできて、気分的に最高だ。コンディションもいい」

――今回のトーナメントの新システムについてはどう思っていますか?

「全然OKだ。時間は短い(1回戦と準々決勝が1R2分の3R制だが2R先取すれば3Rはなし)が、問題ない。2Rだろうが3Rだろうが、やってやる。自分が20歳の頃は3分5Rで普通にやっていたからね。しかし、他のヘビー級ファイターは5Rも戦えないだろうから、その点では自分の方が有利だ」

――1R2分、2R先取で勝ちというルールは自分に向いていると思いますか?

「答えはイエスだ。自分に向いている。ハイテンポな試合になるし、参加する選手も同じ考えだろう。短期決着するために必要な爆発力には自信がある」

――一番の強敵は誰になると思いますか?

「まず1試合目が大事だから、今は1回戦の羅王丸に勝つということだけを考えている。1回戦以降の相手はギタ、シュルト、ボンヤスキー……誰であっても誰が来ても自分は準備が出来ている。そこは問題ではない」

――対戦相手の印象は?

「相手のことは全然知らない。戦っているのも見たことがないし、どういう相手か知らないからコメントはない」

――いつもそうなんですか?

「通常は対戦相手について知るべき範囲のことは調べているが、羅王丸はインターネットで調べてもどういう選手か分からなかったから、何も情報がないんだ」


 

羅王丸(日本/TARGET/RISEヘビー級3位)インタビュー

――今回の試合に向けて強化してきたことは?

「いつも通りに練習していて変わった練習はしていません」

――トーナメントには日本人1人となりました。

「日本代表なので負けられません。頑張って勝つだけです」

――対戦するグーカン・サキ選手の印象は?

「やばい、強いという印象があります。せっかく出るので負けるつもりはないので頑張ります」

――これまでに何度かワンデートーナメントに出ていますが、今回は違う気持ちでいますか。

「今までに2回出ていますが、気持ちは変わりません。トーナメントは得意だと思うので大番狂わせ、みんなが思ってないことをしようと思います」

――今回トーナメントを制覇したら、来年はどういう活動をしていきたいですか。

「海外でも経験したいと思っています。ヨーロッパ、アメリカなど大きな所でやっていきたい気持ちはあります」


 

レミー・ボンヤスキー(オランダ/ボンヤスキージム/K-1 WORLD GP 2003、2004、2008優勝)インタビュー

――あと2日、今の心境は??

「とてもいいです。今日はすでにトレーニングをしてきたし、この後もトレーニングをします。日本で最後に試合をして2年が経っているから、試合をするのが楽しみだね。今回のトーナメントは強力なメンバーが揃った。誰が勝ってもおかしくないトーナメントだと思っています」

――1回戦の相手フィリップ・ヴェルリンデンの印象は?

「強い相手だね。フレキシブルで体が柔らかく、動き回ってくるし、コンディションもいい。自分の方が優っている部分は経験と日本でも試合をしたことがあること。お互いに凄い技術を使って戦う試合になると思う」

――カムバックして以降、一番良かった頃と比べてコンディションは何パーセントくらい戻ってきていますか?

「確かに28歳の頃はまったく違うコンディションだった。しかし、今と比べると28歳の頃よりも経験は多い。経験を積んだことにより、昔よりも見極められるようになりました。何かが起きる前に、それを予測して動きを取ることが出来るようになったんです。28歳の頃は自分がよく動いていたのに、今は自分の動きを減らして対応することが出来るようになりました」

――このトーナメントで勝つために必要なことは?

「大事なのは3Rある中で、最初の2Rで試合を決めるということです。最初のラウンドはフレッシュなスタートを切り、速いテンポで先に2Rをしっかり獲得すること。万が一、1回戦から3Rをやると、その後の試合に響いてくるから2Rで決めたい」

――オランダで本を出版されたそうですね。

「自伝を出版しました。ここ2年間で何をしたか、K-1のこと、私が34歳になるまでどんな人生をすごしてきたのか、成長の記録です。自分の人生のすべてを書きました」

――本のタイトルは?

「『レミー・ボンヤスキー ゴッド・イン・ジャパン』。日本語では神様のような暮らしをするという意味ですが、誤解しないで下さい。これはことわざで、神のように生きるという意味です。これは自分が神様になったということではなく、日本では周りの人たちが自分を大切にしてくれたという意味です。私がどれだけ日本で大切に扱われたかを意味します」


 


フィリップ・ヴェルリンデン(ベルギー/ゴールデン・グローリー・ブレーダ/ブルス・ジム/元IFMA世界95kg級王者)インタビュー

――日本の格闘技についてどのようなイメージがありますか?

「日本の格闘技の文化は大きく、母国とは違う。ヨーロッパはサッカー、自転車の認知度が高いが、日本ではそれらに引けを取らないで格闘技が認知されていると思う」

――格闘技を始めたきっかけは?

「ムエタイを9~10歳で始めた。私の父がベルギーでジムを持っていて、幼い頃から遊びのようにやっていた。16歳で試合に出てから本格的に始めたんだ。ちなみにプロでは35戦30勝5敗の戦績だ」

――対戦するボンヤスキーのイメージは?

「この業界ではレジェンド。グレートだが、いまはかなり歳をくっているので、自分は引き継いでいく世代として勝って証明する」

――対策はどうですか?

「ボンヤスキーより速く動くことかな」

――2分2R制で闘い方は変わりますか?

「全体的にペースが早い試合になると思う。試合自体はエキサイティングで、より速い試合になるだろうね」

――これまでにトーナメント経験はありますか?

「ある。最初に出たのは、タイのムエタイトーナメント。ベルギーでのトーナメントにも出て、一日に3試合やって優勝したよ。今回は4試合だが、3試合目が重要。3分になるのでヘビーになる。ここでいかに勝つかが重要になる」

――誰がライバルになりそうですか。

「今はボンヤスキーが一番のライバルだと思うし、勝ち進むとサキやシュルトだと思うな」

――得意技は?

「左のハイキック、右のヒザ蹴りが得意だ」


 

エロール・ジマーマン(スリナム/K-1 WORLD GP2008第3位)

――試合が目前に迫りましたが、現在の心境は?

「とてもいいよ。来日してすでに6日間が経って、いいトレーニングが出来ている。試合が待ちきれないので、あと2日に迫ってきてよかったと思っています」

――対戦相手ジャマール・ベン・サディックの印象は?

「ジャマールのことはよく知っている。一緒にトレーニングもしているからね。しかし、彼は運が悪い。リングにどんな怖いことが待っているかは2日後に分かる。他の選手はなぜジマーマンと戦うことを怖がっているかを知ることになるだろう」

―― 一緒にトレーニングしていたということですが、やりづらさはないですか?

「それは難しい問題ではない。確かに厳しいトレーニング、あたかも試合のようなトレーニングをしているが、試合とは違う。100パーセント試合と同じトレーニングなんてないんだよ。試合では自分も相手も退くことはしないので、試合でだけでしか見せられないものがあるんだ」

――確実に上回っているものは?

「自分はコンプリートファイターなので、1人の選手として完璧に出来上がっている。エロール・“ボーンクラッシャー”・ジマーマンだ。ジャマールと比べたら自分が全ての面で完全に上回っている」

――今回のトーナメントの新システムについてはどう思われていますか?

「自分はこのシステムを気に入っている。いいシステムだ。今まではFINAL16(1回戦)とFINAL8(準々決勝以降)は違う日にやっていた。今回は1日で4回勝たなければいけない。最初の2Rを取ってしまえば、3R目を避けることが出来るのでとてもいいシステムだ。1日で4回勝ってチャンピオンになれるのはいい」

――自分に向いている?

「システム云々は気にしていない。俺は試合で相手をKOするのが好きなんだ。大みそかは2回目なので、日本の皆さんにワクワクする試合を見せたいね」


 

ジャマール・ベン・サディック(モロッコ)

――試合を控えて現在の心境は?

「非常に気分はいい。厳しいトレーニングを積んできたので強くなった実感はある。試合に向けての自信もある」

――対戦するジマーマンの印象は?

「彼とは1年間一緒にトレーニングをしたことがあり、6カ月ほど会っていないが、強い選手。ボクシングもキックもヒザも強い。ヒザに注意しなければいけないとは思うが、倒す自信はある」

――ジマーマン選手より上回っているところは?

「全て彼より上回っている。すべて彼より強い」

――日本で試合することに関しては?

「初めて試合をするけど嬉しい。決勝まで勝ち進む自信はある」

――格闘技を始めたのはいつですか。

「10歳のときにキックボクシングを始めました。得意技はキック。私は120kgあるが、スピードが速い」

――12月に試合をしたばかりですが、試合を振り返ってください。

「ブラッセルで試合をして初めて3R戦い、敗れてしまった。私はこれまで22戦戦っているが、この試合が初めての負けだった」

――トーナメントは初めてですか。

「初めてだが、戦略はいつもと変わらない。KOする姿勢で前に前に出て行くよ」

――トーナメントを制覇する自信は?

「このトーナメントを制覇する自信も非常にある。自分の時代が来たと思うよ」

12・31「DREAM.18&GLORY 4~大晦日SPECIAL 2012~」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら

 

フォロー 友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加

関連記事

」、「」をもっと見る

【関連リンク】

TOP > ニュース 一覧