【ボクシング】トリプル世界戦計量 大みそかゴング!
明日12月31日(月)に大田区総合体育館で開催されるトリプル世界戦の記者会見と計量が30日(日)都内で行われた。出場する6選手すべてが一発でリミットをクリア。グローブは3試合ともウイニングが使われる。試合の模様は午後9時半からテレビ東京系列で放映される。
▼WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分12R
内山高志(ワタナベ/WBA世界スーパー・フェザー級王者)=58.8㎏
18勝15KO1分
vs
ブライアン・バスケス(コスタリカ/挑戦者・WBA世界スーパー・フェザー級1位)=58.9㎏
29勝15KO
いつもながらシャープにビルドアップされた肉体を誇示した内山は「気持ちは高まっている。KOという期待はありがたいが、判定でもKOでも、とにかく勝ちたい」と6度目の防衛戦を前にすがすがしい表情。対するバスケスは「内山はKOダイナマイトと呼ばれているが、私のようなボクサーを相手にしたことはないはずだ」と強気に語った。
この試合は「ほけんの窓口」から勝者に100万円の懸賞金が贈られることが明らかにされ、内山は「初めて聞いた。うれしいです!」とモチベーションを高めていた。
また、バスケスが暫定王者(1位、指名挑戦者)と扱われながら、先日ユリオリキス・ガンボア(キューバ)が暫定王座決定戦に勝利した件について、WBA立会人のロバート・マック氏が説明。それによると、ガンボアは現時点で暫定王者の資格はなく、内山とバスケスの試合が終了した時点で暫定王者(指名挑戦者)になるという。
▼WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ 3分12R
佐藤洋太(協栄/WBC世界スーパー・フライ級王者)=52.1㎏
25勝12KO2敗1分
vs
赤穂 亮(横浜光/挑戦者・WBC世界スーパー・フライ級5位)52.1㎏
19勝12KO2分
注目の日本人対決に挑む両者は、計量が終わった解放感からか、ともにリラックスした表情を見せた。2度目の防衛戦となる佐藤は「赤穂とは何回か試合をやる話がありながら決まらず、明日を迎えることになった。そういう意味では感慨深い。ボクらの試合は本物の戦い。とにかくいい試合がしたい」とファンにアピールした。
世界初挑戦の赤穂は「佐藤洋太の存在が自分をここまで強くしてくれた。自分がどこまで通用するか、明日の試合が楽しみです」とふっきれた様子だった。
▼WBA世界スーパー・フライ級タイトルマッチ 3分5R
テーパリット・ゴーキアットジム(タイ/WBA世界スーパー・フライ級王者)=51.8㎏
21勝13KO2敗
vs
河野公平(ワタナベ/挑戦者・WBA世界スーパー・フライ級8位)=52.1㎏
27勝10KO7敗
来日当初はふっくらとし、減量が大丈夫かと思われたテーパリットは300gアンダーでリミットをクリア。「余裕がある? もう4度目の防衛戦なのでリラックスしている。明日の試合はかなり自信がある」とにこやかに語った。3度目の世界挑戦で大願成就を目指す河野は「やることはすべてやった。覚悟を決めて、すべて出し切ります」と言葉に気持ちを込めていた。
記事提供:ボクシングニュース「Box-on!」
12・31「トリプル世界タイトルマッチ」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら
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