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【Krush】3・20極真世界王者・鈴木「攻めの姿勢を貫く」

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2013/03/11(月)UP

▲決勝進出を懸けて対戦する鈴木(左)と武尊(右)

 3月20日(水・祝)東京・後楽園ホールで開催の『Krush.27』に出場する武尊(たける/チームドラゴン)と鈴木雄三(極真会館)のコメントが主催者を通じて届いた。両者はKrush -58kg級初代王座決定トーナメント準決勝で対戦する。

 極真会館の全日本ウェイト制四連覇&2009全世界ウェイト制軽量級優勝という実績を持つ鈴木は、2010年10月31日にKrushでプロデビューし、現在6勝(3KO)2敗1分の戦績。当初は-60kg級で試合をしていたが、昨年11月10日のアンドリュー“KEN”ブリュースター戦からは-58kg級に転向し、現在2連続KO勝利を収めている。武尊は9勝のうち7試合でKO勝ちのハードパンチャー。

 鈴木は「みなさんには58kgにして動きが良くなったと言っていただけるんですけど、たまたま58kgに階級を落としたタイミングで、練習でやっていることが試合で出せるようになったんですよね。だから体重を落としたからというよりも、自分がやりたい動きを試合で出せるようになった時期だったのかなと思います」と、好調の理由は経験を積んできたからだという。

 対戦する武尊については「ものすごくセンスがある選手だなと思いますね。すべての試合でカウンターを取ることもあれば、畳み掛けて倒すこともある。あのパンチには警戒しなきゃいけないと思います」と評し、「こちらが守りに入ってしまうと、動きが良くないと思うので、自分も攻めて攻めて、相手を警戒する。警戒を怠らないで攻めの姿勢を貫きたいと思います」と語る。

 また、セミファイナルに抜擢されたことについては「これだけのメンバーの中で後半にトーナメントの試合が持ってこられたというのは、それだけ期待されているからだと思うんですね。その期待に相応しい熱い試合をしなきゃいけないと思います。Krushは熱い試合が多いじゃないですか? 僕たちが求められているのも熱い試合だと思うし、お互いのいい部分を出し合って、魂の削り合いじゃないですけど、僕はそういう試合をしたいです」と意気込んだ。

 対する武尊は「攻撃が重くて、空手の世界チャンピオンなので気持ちも強い。本当に強い相手だなと思います」と鈴木を評し、「細かいことは言えませんが、鈴木選手も圧力が強い選手なので、前回のようにカウンターを合わせて倒せるように練習しています」と対策の一部を明かした。

 そして、「今回のトーナメントは極真会館とISKAの世界王者が2人も出るということで、自分はキックと空手の世界王者を2人倒して、Krushのチャンピオンになりたいと思ったんですよ。決勝がどうなるかは分かりませんが、そのストーリーを実現させて、僕が初代Krush-58㎏の王者になります」と、“王者狩り”を宣言した。

3・20「Krush.27」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら

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