【ムエタイ】4・1東北キッズ王者がエイプリルフール決戦に向け最終調整

　4月1日（月・現地時間）タイ・プーケットにあるパトンスタジアムで開催される『MONDAY SUPER FIGHT』に出場する、ドラゴンボクシングスタジアム（以下DBS）認定30kg級王者・佐藤太陽（DRAGON GYM/11歳）と35kg級王者・佐高仁（DRAGON GYM湯沢/12歳）の2選手の直前情報がDBSより届いた。

　3月29日（金・現地時間）にプーケット入りした2選手。この日の気温は37℃もあり、立っているだけで汗が流れ落ちるほど。パトンスタジアムのあるパトンビーチでは4月1日のエイプリルフール決戦の宣伝カーが何度も街を走り回っていた。　

　選手達はプーケット入りした29日の夜から、休む間もなく日本との気温差に馴れるため、朝夕2回のランニングを開始。このビーチは2004年の津波で約900人もの犠牲者が出た場所である。

　30日夕方、試合会場に隣接するパトンスタジアムジムにて、プロモーターの要請により最終調整へ。キッズたちは大型のムエタイ選手を相手に本気モードでガチスパーを行った。

　パトンスタジアムジムで練習を見ていたプロモーターによると、佐高の対戦相手は18戦のキャリアを持つクラビー県のムエカウ（ヒザ蹴りを得意とする選手）のヨックカウ。佐藤の相手は地元パトン地区のムエマッド（パンチを得意とするファイタータイプの選手）で12戦のキャリアを持つエッガチャートに決定した。前回は全敗したDBSキッズだが、今回は強豪ムエタイ選手相手にどう戦うのか。いよいよ、エイプリルフール決戦の幕が開く。

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