【パンクラス】5・19タイ修行帰りの清水俊一「動き回る」

2013/05/15（水）UP
（最終更新：2013/05/15 20:36）

　5月15日（水）埼玉・西川口の闘魂ジムにて、バンタム級4位・清水俊一（宇留野道場/ハイブリッドファイター）が公開練習を行った。清水は5月19日 (日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 247』にて、バンタム級6位・馬場勇気（ロデオスタイル）と対戦する。

　アントニオ猪木がプロデュースする闘魂ジムで、初心者クラスのインストラクターを務めているという清水。この日はミット打ちを3分1R、蹴りを中心に披露した。清水は4月にタイへ渡り、バンコクのムエタイジムで3日間、プーケットのプーケットトップチーム（総合格闘技のジム）で10日間のムエタイ＆総合格闘技修行を積んできたという。

　対戦する馬場については、「パンクラスで4連勝している強い選手で嫌な相手。僕と違ってフィジカルが凄いファイター」と評し、「フィジカル勝負では負けてしまうので、動き回っていろいろやります。僕は一本勝ちが多いので、寝技で勝負に行ければと思っています」と自身の戦い方について語る。

　清水はフィジカルに全く自信がなく、「つらいから」との理由でほとんどフィジカルトレーニングをやらない。さらには「僕が持っている全ての武器が並以下なので、全部磨いているところです」と、なんとも頼りないコメント。しかし、「パンクラスでの試合経験は馬場選手の方があるけれど、試合経験の多さでは負けていないのでそこで差を出せればと思います」と、今まで培ってきたキャリアで勝負するという。

「僕の中のパンクラスのイメージは、激しくて血を飛び散らせながら殴り合うバイオレンスなイメージです。その舞台で試合が出来るのは光栄。勝ってタイトルマッチにつなげたいです」と、清水はパンクラスのタイトルに挑戦できるところまで一戦一戦勝っていきたいと語った。