【パンクラス】5・19ゴンザレス、中井りん撃破でタイトル挑戦狙う

2013/05/17（金）UP
（最終更新：2013/05/17 19:52）

　5月17日（金）都内にて、ブレンダ・ゴンザレスとアンバー・ブラウン（ともにFIT NHB/ハイブリッドファイター）が公開練習を行った。ゴンザレスは5月19日（日）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 247』のセミファイナルで中井りん（パンクラスヴィーナス）と、ブラウンは藤野恵実（和術慧舟會GODS）とそれぞれ対戦する。

　キックボクシングで16年のキャリアを持ち、米国のタイトルを保持していたというアーリーン・サンチェスコーチの持つミットに鋭いヒザ、回転の速いパンチを打ち込んだゴンザレスとブラウン。ともに打撃を得意としているだけに、パンチを打つたびに快音が鳴り響いた。

　中井についてゴンザレスは「映像を見たけどタフでレスリングのできる選手だった」と高評価しつつ、「私は負けるために日本に来たわけではない。勝つ自信もあるので、いい試合をしたい。もちろん今回勝って次に中井の持つタイトルに挑戦したい」とパンクラス再上陸とベルト奪取を狙う。

　アマチュアボクシングのキャリアを持つブラウンは「藤野の打撃が強いのは知っている。彼女が望むならエキサイティングな試合になるでしょう」とバチバチの打撃戦でも構わないという。

　 サンチェスコーチは「二人とも私が自信を持っておススメする選手。ブラウンは成長過程の途中なので今後も楽しみ」とニヤリ。King of the Cageジュニア・フライ級王者で現在MMA（総合格闘技）無敗のゴンザレス、そしてボクシングを駆使するアグレッシブな24歳のブラウン。パンクラスのリングでどのようなインパクトを残すのか。