【VTJ】6・22所英男「自分への挑戦をして終わりたい」

2013/05/27（月）UP
（最終更新：2013/05/27 16:57）

　5月27日（月）都内にて、6月22日（土）東京・TDCホールにて開催される『VTJ（ヴイ・ティー・ジェイ）2nd』の記者会見が行われた。

　会見には北米MMA（総合格闘技）チームと3対3対抗戦を行う第2代DREAMフェザー級王者・高谷裕之（高谷軍団）、第4代修斗ウェルター級王者・宇野薫（UNO DOJO）、DREAMバンタム級日本トーナメント王者・所英男（リバーサルジム武蔵小杉 所プラス）が出席。

　テイラー・マコーストンと対戦する所は、「今回から自分への挑戦をして終わりたいと思います」と意味深な発言。

　その意味は「僕も今年で36歳になるのでベテラン選手の仲間入り。選手としてあと何試合できるか分かりません。でも、自分の中では伸びている部分や強くなっている部分があるので、世界へ向けて挑戦したいと思います。一階級下げることでどこまでいけるか。そういう意味での挑戦です」と説明した。

　これまでの－61.0kg級から－56.7kg級に転向（今回は59.0kg契約）することを決め、現在減量中だというが、辛さはなく「楽しくて充実しています。格闘技がさらに面白くなった」という。対戦相手については「凄く噛み合う試合になると思います」とし、「こんなことを言ったら笑われてしまうかもしれませんが、今挑戦しないと後々後悔してしまう。自分も世界に挑戦していきたいと思っています」と、まだまだ世界のトップを狙うと宣言した。

　ダニエル・ロメロと対戦する高谷は、「久しぶりのケージ（金網で囲ったリング）だし、攻撃的な相手なのでいい試合が出来そう。自分の戦いをして勝ちたい。

　ヒジありルールも久しぶりなので、いろいろ練習して試してみたい。ヒジは立ち技ならキックボクシングのジムで練習していて、寝技でのヒジはこれから練習する。ヒジありは面白そう」とコメント。

　アンソニー・アヴィラと対戦する宇野は、「若くて勢いのある厳しい相手だと思いますが、自分らしく試合をするだけです。相手の打撃は独特のリズムがあって、寝技も得意そうでバランスがいい選手。

　日本でケージの試合をするのは初めてだし、久しぶりなので、自分が練習してきた成果を出したい。今のMMA、そしてケージの中で自分がどこまで出来るか。いい試合をしたいという想いが強いですね」と語った。