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【シュートボクシング】6・23パンクラスとの対抗戦にアンディ・サワー出陣

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2013/05/27(月)UP

▲SBのシーザー武志会長(右)とパンクラスの酒井代表(右)

 5月27日(月)都内にて記者会見が行われ、6月23日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING2013 act.3』にて総合格闘技の老舗団体パンクラスとの対抗戦が行われることが発表された。会見にはシュートボクシング(以下SB)協会のシーザー武志会長、パンクラスの酒井正和代表が出席。

 シーザー会長は「前大会のリング上で、格闘技界の人気が低迷していると感じたのでぜひ団体の枠を超えて協力し合うことが出来ないかと呼びかけたところ、一番にパンクラスさんが手を上げてくれました」と、今回の対抗戦実現に至った経緯を説明。

 酒井代表は「私がアマチュアからプロ、世界へというスキームを作るという点でパンクラスの参考に常にしていたのがSBの歴史でした。そのSBと対抗戦をやっていくのは私にとっても悲願でした」と挨拶した。

 今回はその第一弾として、3対3の対抗戦が行われる。SB側からはSB世界トーナメントS-cupで4度優勝しているアンディ・サワー(オランダ)、同トーナメントベスト4の宍戸大樹(シーザージム)、日本ライト級王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)とエース3選手を投入することが決定。

 気になるパンクラス側の選手に関しては「これは歴史vs歴史の戦い(SBは28年、パンクラスは20年の歴史がある)。私共としてはそれに恥じないような真っ向勝負が出来る選手を当てていきたい。日本人とは限らず、パンクラスを背負っている選手を近々に発表します」(酒井代表)という。ルールに関しても、SBルールがそのまま採用されるかはまだ検討中とのこと。

 また、シーザー会長がSBを作るきっかけとなったのが“プロレスの神様”カール・ゴッチ(故人)との出会いであり、パンクラスの名付け親もゴッチだったことから、シーザー会長は「これもゴッチさんが与えてくれた縁だと感謝しています」と語った。

 立ち技総合格闘技のSBと総合格闘技のパンクラス。老舗団体同士が手を結び、今後、日本格闘技界にどのような話題を提供していくかが注目される。

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