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【Krush】6・16ISKA世界王座決定トーナメント、ベルトを手にするのは誰だ?

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2013/06/15(土)UP

▲ISKA世界ライト級王座決定トーナメント」に出場する(左から)卜部功也、石川直生、グザヴィエ・バスター、大沢文也

 6月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.29』の公開計量&記者会見が、15日(土)都内にて行われた。

 明日「ISKA世界ライト級王座決定トーナメント」に出場する4選手は石川直生(青春塾)=60.0kg、グザヴィエ・バスター(フランス)=59.5kg、卜部功也(チームドラゴン)=60.0kg、大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)=59.8㎏で計量をパス。決戦を待つのみとなった。

 1回戦で対戦する卜部と大沢は3月の「Krush.27」以来の再戦。大沢が「びっくりするくらい良い試合、一番クオリティが高い試合になる」と言えば、卜部も「(大沢は)技術がある選手。頭を使った試合になる」と口を揃え、好勝負を予感させた。

 一方、対戦相手がグァニー・バラッジからバスターに変更となった石川は「バスターは試合に慣れたタイ人のように、いい意味で試合を特別に思っていない。そういう選手としての大きさがある」とバスターを分析。バスターも「私は普段からトレーニングしている。明日は大きなモチベーションを持って戦う」とトーナメントへの意気込みを語った。

 1日2試合のワンデイトーナメント、それぞれ決勝戦で戦いたい相手について聞かれると、功也&大沢は石川との決勝戦を希望。これを受けて石川は「若い選手にそう言ってもらえるのはうれしい。俺はどちらともやる準備をしてきたから、強い方とやる」と、2人の対戦アピールに応えた。

 また4選手に「ベルトを見て何を思ったか?」と質問すると、大沢が「ベルトよりも卜部選手に勝ちたい。そうすればベルトは負ける」、卜部が「ベルトは欲しいけど、強い選手とベルトを争えることがうれしい」と、トーナメントはベルトを巻くことだけが目標ではない、とコメント。

 石川とバスターも「ベルトは勝った結果としてついてくる。なので勝つこと、自分の価値を日本で高めていくことを考えている」(バスター)、「自分はまだまだこれから。このベルトはこれから僕の背中を押してくれるもので、このベルトを持って、もっともっと高い所に行きたい」(石川)と世界タイトルとそこからの飛躍を誓った。

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