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【シュートボクシング】6・23シーザー会長怒りの途中退席、対抗戦は不穏な空気に

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2013/06/22(土)UP

▲対抗戦に出場する(左から)SBチームの鈴木、宍戸、アンディ、酒井パンクラス代表、パンクラスチームの岡澤、林、清水

 6月23日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING2013 act.3』の前日計量&記者会見が、22日(土)東京・浅草のシーザージムで行われた。

▲大将戦のアンディ・サワー(左)vs岡澤(右)

 28年の歴史を持つシュートボクシング(以下SB)と20年の歴史を持つパンクラス。立ち技格闘技と総合格闘技の老舗団体同士が、初めて対抗戦を行う。SB協会のシーザー武志会長は「歴史vs歴史の対決が明日から始まります」と宣言した。

 パンクラスの酒井正和代表は、「今回の対抗戦は普通の対抗戦とは見ていません。私の中でとても重いものなので、パンクラスとしてもマジで受けました。私たちは大物食いをテーマにぶつかっていきたい。マジでぶつかっていってバチバチに戦っていきたい」と意気込みを語る。

▲中堅戦の宍戸(左)vs林(右)

 しかし、SB側がトップ3を用意したのに対し、パンクラス側は王者が1人もいないというメンバー構成。

 このことに対する質問を受けたシーザー会長は、「パンクラスの選手たちのやる気は感じています。しかし、ウチはパンクラスとSBの看板を懸けた戦いだと思っていたので、ベストのメンバーで来たつもりです」と不満を漏らす。

▲会見を途中退席してしまったシーザー会長

 そして、「あとは酒井君にお任せして私は席を立ちたい。これが私の答えです」とマイクを荒々しく置くと、厳しい表情で途中退席してしまった。

 会見場に不穏な空気が流れる中、酒井代表は「パンクラスはマジで挑んでいます。確かにSBのメンバーと比べると役不足と周りの人間からも言われましたが、対抗戦が決まって最初に手を上げたのは彼らです」と、パンクラスも“マジ”だと主張した。

▲先鋒戦の鈴木(左)vs清水(右)

 SB側の大将アンディ・サワーは「明日はSBvsパンクラスで激しい試合になるとは思うが、会長の態度は正しいと思っている」と、やはり不満を露わにする。

 それに対してパンクラス側の大将・岡澤弘太は「この3人が一番先に手を上げたのは気持ちが強いからです。3人そろって気持ちでぶつかって、魂をぶつけて試合をしようと思っているので、明日は覚悟していて下さい」と宣戦布告した。

<各選手のコメント>

▼先鋒戦

鈴木博昭(ストライキングジムAres)
「先鋒に選ばれて光栄。対抗戦は大好きで、先鋒は一番好きな役割なので派手な試合がしたいです」

清水俊一(宇留野道場/ハイブリッドファイター)
「先鋒としてパンクラスを背負わせていただきます。チャンピオンといきなり戦えるのは普通ならないことなので、素直に嬉しいですし、倒しに行きたい。僕はSBの試合を過去に2回やっているので肌で感じています。鈴木選手とリング上で向かい合った時、何かをひらめければいいなと思っています」

▼中堅戦

宍戸大樹(シーザージム)
「この場で相手の雰囲気を見て、ケンカ腰で来ているなと。本気で来てくれるなら全力で迎え撃ちます。激しい試合がしたい」

林 源平(HEAT)
「僕はキャリアが全然劣っている新人ですが、とにかく全力でぶつかっていきます。明日はがっつりとKOを狙っていきたいと思います。僕は打撃が大好きで格闘技を始めたので、打撃だけの試合が出来るのが凄く楽しみです」

▼大将戦

アンディ・サワー(オランダ)
「彼は私にとってベストな相手ではない。しかし、明日の試合には興奮している。油断はしない。危険な相手なので100%以上の力を出したい」

岡澤弘太(ノヴァウニオン)
「正直、アンディ選手は普通にやって勝てる相手ではないので、自分の武器を有効に使って全力で仕留めに行きます。明日は戦争に行くつもりで戦いたい。SBルールは総合格闘技の寝技がないだけなので、投げ、関節技、絞め技、打撃、全部使って試合をしたいと思います」

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