【DEEP】8・25元力士・戦闘竜の引退試合は相撲vs柔道
幕内力士から総合格闘家に転向、PRIDEやK-1、パンクラスなどに出場した戦闘竜の引退試合が、8月25日(日)東京・後楽園ホールで開催される『DEEP 63 IMPACT』にて行われる。その対戦相手が、DEEPミドル級王者・中村和裕(チームカズ)に決定した。
7月5日(金)都内のDEEPジムにて、両選手と佐伯繁DEEP代表が出席しての記者会見で発表された。この試合は契約体重なしの無差別級で行われる(ラウンド数は未定)。そのため佐伯代表は「(体重差の)心配はある」と言うが、「競技性が重視される今の格闘技界の流れとは真逆だが、こういう分かりやすい試合も必要」と説明した。
「引退試合の相手は自分しかいない」と自ら名乗りをあげたという中村は、「戦闘竜さんはPRIDEでともに戦った戦友だと思っています。そして柔道と相撲のどちらが強いかをハッキリさせたい。キング・カズとして正面から受け止めて力の差を見せ付けます。横綱相撲で勝ちます」と、柔道vs相撲をテーマとして掲げた。さらに「吉田(秀彦=引退試合の相手を務めた)さんの時もそうでしたが、残る者としては去る者に負けるわけには行かない。相手側の気持ちは一切汲まない」と、花を持たせるつもりは全く無いと断言。
戦闘竜は昨年1月にオーストラリアでの試合で敗れ、引退を決意。仕事(アクセサリーの製造販売)が忙しくなって練習もままならないことから引退試合は行わないつもりだったが、周りの仲間やファンから「もう一度試合が見たい」との声が高まり、最後のリングに上がる決意をしたという。
「体重は違うけれどチャンピオンが最後の相手になってくれて嬉しい。全力で練習して1RでKOして引退し、次の人生を気持ちよく生きたい」とし、「瀧本(誠=2004年12月31日にPRIDEで対戦して判定負け)選手に負けているので、柔道家にリベンジしたかった。それはずっと頭の中にあって消えない。このまま引退して相撲が負けたままでは嫌だった」と、やはり柔道vs相撲の戦いであることをアピールした。
戦闘竜は「ドラゴンフック(大きく振りかぶって打つパンチ)でKOしたい」と言い、中村は「1回は投げたい」と宣言。かつてPRIDEのリングで「相撲は強いんだよ!」と叫んだ戦闘竜が再びそのセリフを言うのか、それとも中村がバッサリと介錯するのか。
<決定対戦カード>
▼戦闘竜引退試合
中村和裕(チームカズ/DEEPミドル級王者)
vs
戦闘竜(ファイティング・ドラゴン)
岩瀬茂俊(T-BLOOD)
vs
悠太(ALLIANCE)
釜谷 真(Honey Trap)
vs
恒村俊範(GRABAKA)
小島壮太(吉田道場)
vs
中村龍之(IMPACT GYM)
▼オープニングファイト
石橋幸太(総合格闘技DOBUITA)
vs
板谷一樹(GRABAKA)
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