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【パンクラス】王者・砂辺「試合に卍固めは使える」

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2013/07/23(火)UP

▲PXCバンタム級チャンピオンの田中路教(左)からグランド卍固めを伝授された砂辺光久(右)

 7月23日(火)東京・代々木八幡にあるリバーサル格闘技ジムにて、フライ級王者・砂辺光久(TEAM reversaL)が公開練習を行った。砂辺は7月28日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 250』のセミファイナルで島袋力(CORE)と対戦する。

 砂辺の公開練習では恒例となった「各分野のチャンピオンから必殺技を伝授されるシリーズ」 も今回で第10弾。今回はPXC(グアムを拠点とする総合格闘技大会)バンタム級チャンピオンの田中路教(たなか・みちのり/リバーサル横浜グランドスラム)が登場した。

 出稽古先であるリバーサル横浜グランドスラムで田中とは接点があるという砂辺。田中の必殺技であるグランド卍固めを伝授してもらうと、「これは試合で使えますね」といい、手応えを感じた様子。

 今回は1つ上のスーパーフライ級での試合に出場する砂辺だが、「僕はフライ級のベルトを獲った時からスーパーフライ級のベルトを獲りにいくと言ってました。現スーパーフライ級チャンピオンの清水清隆は修斗の試合に出ていて不甲斐ない試合をしています。これだと修斗がパンクラスよりも上だと見られてしまう。パンクラスの価値を落としているので、ベルトの輝きを取り戻したい。今回はスーパーフライ級の王座を狙いにいく第一戦という意味合いがあります」と説明した。

 対戦相手の島袋は剛柔流空手を学び、2011年のネオブラッド予選トーナメント・スーパーフライ級で優勝の実績を持つ。プロ戦績は4勝3敗2分とキャリアは浅いが、今年1月のパンクラスでは、開始からわずか29秒、一発のパンチでKO勝ちしており、油断のならない相手といえるだろう。

 試合について砂辺は「島袋選手は僕に憧れてプロ格闘家になったというのを本人のブログで読みました。オレと対戦するのはまだ早かったなと思わせるような試合をします。憧れは憧れのままで蓋をしてあげますよ。今回は5分2R。10分間で相手の意識を確実に飛ばす、参ったさせる練習をしてきたので、それを試合で出すだけです」と完全決着を予告した。

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