【Krush】挑戦者が王者の予備計量オーバーを暴露
8月11日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.30』の公開計量が、10日(土)正午から都内にて行われた。
ダブルメインイベント第2試合で、Krush -60kg級王者の卜部弘嵩(うらべ・ひろたか/チームドラゴン)は、4度目のタイトル防衛戦で板橋寛(スクランブル渋谷)を迎え撃つ。卜部は60kg、板橋は59.7kgでそれぞれ計量を一発でクリア。両者順調かに思われたが……。
計量後の記者会見で、板橋は「明日はベルトを家に持って帰るだけです。卜部選手は予備計量をオーバーしていたので、コンディションはどうなのかなと思う。相手はチャンピオンなので明日はコンディションを整えて来ると思って試合に臨みます」と、卜部が予備計量(計量開始時間前に選手の希望で行われる非公式の計量)で体重オーバーしていたことを暴露。
これに対して卜部はムッとした表情で「いろんな選手とやってきましたが、板橋選手を見ても特に何も思いませんでした。僕はいつでもアンダー(契約体重のリミットよりも軽いこと)を出したくないので、朝起きてから計量会場まで歩いてきて落ちる体重まで計算しています。それがちょっと誤差があったくらいで別に何でもない」と反論した。
ダブルメインイベント第1試合で、Krush-70kg級王者の城戸康裕(谷山ジム)は、山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)の挑戦を受けて2度目の防衛戦を行う。城戸、山内ともに70kgちょうどで計量を一発でパスした。
前回の会見に続いて余裕たっぷりの城戸は「実は胃が痛くて胃薬を飲んだところです。余裕に見えるのはやせ我慢顔です」とジョークを飛ばし、山内の真摯なコメントに対して「いい人すぎます。暴言を吐いてもらおうかな。山内選手の中で一番人を罵倒した言葉を言ってください」と挑発したが、山内は「ありません」と笑顔で答えた。城戸は肩透かしされた形となり、思わず苦笑。
山内は「やるべきことは全てやったので、明日はそれが全部出せるかどうかにかかっている。全力を出せて勝てたら最高です」と、多くを語らなかった。
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