【シュートボクシング】元王者・鈴木悟が引退「戦う事に燃え尽きた」
11月16日(土)東京・両国国技館で開催される『GROUND ZERO TOKYO 2013』にて、前シュートボクシング(以下SB)日本スーパーウェルター級王者・鈴木悟(Unit-K)の引退式が行われることが発表された。
鈴木は自身のブログで引退の理由について、ボクシング時代から患い続けた「頸椎ヘルニア」と拳の怪我「ボクサーズナックル」の2つが原因にあるという。
さらに「1番の要因は戦う事に燃えなくなった、燃え尽きたと言った方が正しいでしょうか。頸椎ヘルニアやボクサーズナックルは格闘家の引退の理由ではかなり多いですが気力で抑えこんで戦い続けてきました。しかし燃え尽きた感が自分の中に生まれた時にそれらの怪我の激痛や痺れを抑え込むことができなくなりました。それが今年4月の試合の1Rで起こってしまいました。試合中なのに全く燃えませんでした。その試合は負けましたが以前から勝っても負けても燃えなくなったらやめるとは周囲に言っていたので負けた事が理由ではありません」とコメント。
今後については「現役で試合をする事はなくなりますが、これからも格闘技には関わりながら生きていきたいと考えておりますので皆様、これからも違うかたちでよろしくお願い申し上げます」としている。
鈴木はボクシング日本ミドル級タイトルを9度防衛。そのパンチを武器にキックボクサーに転向し2005年からK-1MAXに参戦。2006年大みそかにデビュー2戦目で魔裟斗と対戦するなど注目を集めたが、キックに対応することが出来ず一時低迷を続けた。しかし、2010年から参戦したSBでは、学生時代に培った柔道初段の経験がピタリとハマり、投げと得意のパンチで元王者・金井健治、修斗世界ウェルター級王者・弘中邦佳を撃破。2011年には空位となっていたSB日本スーパーウェルター級王座を懸けて再び金井と対戦し、KO勝利でベルトを獲得した。今年6月のタイトル防衛戦で、挑戦者・坂本優起に敗れ、王座から陥落。
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