【ボクシング】“世界前哨戦”粟生の対戦相手「自分も強い」

2013/11/08（金）UP
（最終更新：2013/11/08 16:12）

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング！ 2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る！

　11月10日（日）東京・両国国技館で開催される『TOUCH！WOWOW！2013エキサイトマッチスペシャル』にて、スペシャルマッチに出場する6選手が8日（金）都内にて行われた記者会見に出席した。

“世界タイトルマッチ前哨戦”としてエドガー・ロメリ（メキシコ）と対戦する、元WBC世界スーパーフェザー級＆世界フェザー級の二階級制覇王者・粟生隆寛（あおう・たかひろ/帝拳ジム）は、「それ（前哨戦）に見合った試合をするだけです。いい試合をすることはもちろん、自分がいい形で終わらせる試合をしたい。しっかり勝って来年チャンスをもらえるようにさらに頑張りたい」と、意気込みを語った。

　対するロメロは「相手はとても強いボクサーだ。しかし、自分も強い。スペクタクルな試合になることは分かっている。そして勝ちたい」と強気なコメントを残した。

　当初、三階級制覇を目指してWBA世界ライト級タイトルに挑戦する予定だった元WBC世界フェザー級＆元WBA世界スーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス（帝拳ジム）は、王者の負傷欠場によりWBC世界フライ級16位オスカル・ブランケット（メキシコ）とノンタイトル戦を戦う。

　リナレスは、「相手が負傷と聞いて最初は驚いたけれど、私に影響することは何もない。少し疑いも持っています。でも、目の前の試合があるのでその試合を消化して、次のタイトルマッチのチャンスを待ちたいと思います」と、目の前の試合に集中するとコメント。

　元WBA世界ライトフライ級＆世界ミニマム級王者ローマン・ゴンサレス（帝拳ジム）は、「素晴らしい試合がしたい。私の手が最後に上がると確信しているよ。この試合もタイトルマッチと同じ気持ちで臨む。日曜日には速くて強くてたくさんのパンチをご覧に入れます」と、自信たっぷりに語った。