【修斗】再び世界王座決定戦に挑む神酒「今回は勝負する」
11月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦2013年第5戦』のメインイベント、世界バンタム級チャンピオン決定戦に出場する同級2位・神酒龍一(CAVE)のコメントが主催者を通じて届いた。
7月の同王座決定戦で同級3位・飛猿☆No.2(リバーサルジム川口リディプス)とドローに終わり、再戦で改めて王座決定戦が争われる。神酒は「こんなにすぐ決定戦をやらせてくれるんだと思って嬉しかったですね。またチャンスが来るまでには1年くらいはかかるのかなと思っていたので」と、早期の再戦を喜ぶ。
戦ってみての飛猿の印象は、「右のスイングフック、タックル、寝かせたら自信を持って攻めていく、そして極め強さ。自分が持っている武器を前面に押し出して、しかもそれが連動している感じですよね。自分のやりたいことをやるシステムになっている印象を受けました。本人はそこまで考えていないと思うんですけど、戦っているうちに自然とそのシステムが出来あがっていて、手強い相手だなと思いました」と評する。
前回の試合については、「振り返ると、自分が場当たり的な戦い方、相手がやりたいことに合わせて戦ってしまいました。対策を練って戦ってはいたんですけど『上手くやろう』みたいな。しかもそれが精神論的に『上手くやろう』ではなく、思考パターン的に『上手くやろう』になっていて、飛猿選手が得意なものを出してきた時に譲ってしまうような戦い方でした。これは試合後に周りの仲間からも言われたのですが、“気持ちが弱い”というのは気持ちの量の問題ではなくて、悪い反応をしてしまうことだと思うんです。例えばAという出来事が起こった時にBという対処をして逃げてしまう。臨機応変と言えば聞こえはいいですが、悪く言えば避けているんですよ」と自己分析。
その反省を踏まえて今回は、「僕は無難な道を選ぶために格闘家になったわけじゃない。それだったら格闘家をやらなきゃいいって話で、やっぱり自分は何かをつかむために格闘家になったんです。前回は試合が終わって日が経つに連れて、不完全燃焼だったことに気付かされたので、もうそんな想いはたくさんです。今回は無難な道を選ぶつもりはないし、勝負します。ベルトを獲りたい気持ちはもちろん、勝負して自分を取り戻したいです」と、今回は勝負に出ると誓った。
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