【ライズ】難聴のハンデを乗り越えタイトルマッチへ
1月25日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 97』のメインイベント、RISEスーパーフェザー級タイトルマッチで王者・小宮山工介(北斗会館)に挑戦する同級4位・郷州力(PHOENIX)のコメントが主催者を通して届いた。
郷州はアマチュアからプロで10戦を経験した今でも、一度も負けたことがないパーフェクトレコードの持ち主。無尽蔵のスタミナでフルラウンド攻めまくるスタイルだが、実は生まれながらの難聴というハンデを抱えている。
しかし、郷州は「聞こえないことによって(周りの人たちの)不安はあると思うんですけれど、会長とトレーナーがジェスチャーで一生懸命教えてくれますし、自分がそれに応えようという気持ちになります。だから、それがハンデだと思ったことはないですね」と全く気にしていない。
対戦する小宮山は昨年9月にノンタイトル戦で敗れるまで3年間無敗、12連勝を飾った強敵。「自分がプロデビューした時からチャンピオンだった人とやるわけですし……(自信は)あるって言った方がいいですよね(笑)。自信はあります! やるからには勝ちたいと思います」と、冗談交じりではあるがタイトル奪取を誓った。
郷州の所属ジムであるPHOENIXの加藤督朗会長は、「40%の確率でいけそうです」と低い勝率を予想し、「10回やって4回勝てるんだからチャンスは大有りですよ。彼は運が良いから引きが強いので、その4割なんて全然引いちゃうと思う」と郷州の“運”に懸けるという。
また、郷州の同門で日本トップクラスのキックボクサーである梅野源治は「勝敗は五分五分」と予想しながらも、「対策を教えたので。そういう意味で面白い試合になるんじゃないかな。俺は勝てると信じています」と語った。
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