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【パンクラチオン】桜木、松本戦で左腕骨折も3月出場の意思

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2014/02/13(木)UP

▲左腕が折れても果敢に戦いを挑んだ桜木(左)

 2月11日(火)東京・大田区総合体育館で開催された「NO KICK,NO LIFE 2014」にて、キックボクシングの試合に挑んだ総合格闘家・桜木裕司(掣圏会館)が、1R序盤に腕を骨折していたことを明かした。
 
 桜木は初代タイガーマスクこと佐山サトルの一番弟子で、パンクラチオン無差別級王者。強すぎて対戦相手がなかなか見つからないという新日本キックボクシング協会ミドル級&ヘビー級王者・松本哉朗 (藤本ジム)との対戦オファーを受け、即答で試合を受諾したという。
 
 結果は桜木が1Rと2Rに右のパンチでダウンを奪われながらも攻め続けるも、3Rに右飛びヒザ蹴りをもらってKO負け。

 試合当日の夜、桜木は自身のFacebookにて松本が放った最初のミドルキックで左前腕尺骨を骨折していたと報告。骨折したまま3Rまで戦い続けていた。
 

▲桜木がFacebookで公開した骨折した腕のレントゲン写真

 セコンドを務めていたスーパータイガージム田中塾の田中健一塾長は、「試合前に桜木と何があっても諦めないで最後までやると約束していた」と語る。

 1Rが終わってインターバル中に桜木から骨折のことを聞かされても、タオルを投げ入れるつもりは全くなく、「ダウンを奪われても勝てると思っていた。パンクラチオンの過激なルールでやってきたので、腕の骨折なんて突き指したようなもの」だったという。
 
 桜木は3月29日(土・現地時間)ロシア・ブラゴジェシンスクで開催されるロシアの総合格闘技大会『PANKRATION』(パンクラチオン)の極東(東アジア)大会に出場が決まっており、田中塾長がさすがに欠場を勧めたところ、桜木は「やります」と即答。医師によると早ければ折れた腕が結合するとは言われたが骨折した腕が完治しなくても出場するという。

☆「NO KICK,NO LIFE 2014」試合レポート
ファイトマネー1000ドル「パンクラチオン」日本選手募集

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