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【極真会館】世界王者タリエルが荒行・百人組手を達成

2014/04/26(土)UP

▲史上9人目の百人組手完遂者となったタリエル・ニコラシヴィリ(左)

 4月26日(土)極真会館・本部直轄恵比寿道場にて、第10回全世界大会王者のタリエル・ニコラシヴィリ(ロシア支部)が百人組手に挑戦した。

 百人組手とは、1人が1日で百人を相手に連続して組手を行うもので(1人につき1分30秒)、極真の50年にも及ぶ歴史の中で達成者はわずかしか存在しない。

 今回は極真会館創立50周年記念イベントの一環として行われ、極真カラテの創始者である故・大山倍達総裁の命日であるこの日、タリエルの百人組手は午後1時10分から、総本部の赤石誠を相手に始まった。

 タリエルは突きと中段廻し蹴りを巧みに使い、足掛け下段突き(足払いで倒した相手に突きを決める)で次々と技ありを奪っての優勢勝ち、さらには上段廻し蹴りでの一本勝ちを奪うなど快調に飛ばしていった。

 しかし、50人目を過ぎたあたりから疲労が見え始め、57人目の岩井健との対戦で、相手の突きの連打に押されてしまい初黒星。さらに70人目を超えたところで、単発の突きを返すのが精一杯の状態となり負けが続いてしまう。タリエルは人間サンドバック状態と化し、フラフラになりながらも、森善十朗や高橋佑汰といった全日本上位クラスの実力者と戦い抜く。

 最後の100人目では昨年の全日本王者・安島喬平(あじま・きょうへい)と対戦。会場にいた関係者、選手らから拍手と声援を受ける中、安島と激しい打ち合い。

 タリエルは死力を尽くして上段前蹴り、胴廻し回転蹴りを繰り出し、16時31分に百人目が終了。開始から終了まで3時間21分、タリエルは史上9人目の百人組手完遂者となった。対戦記録は一本勝ち&合わせ一本勝ち21、技有り優勢勝ち30、優勢勝ち13、引き分け27、負け9。

 23歳という年齢で荒行を達成したタリエルは、「極真空手は私の人生です。今日は私の全てをかけてチャレンジしました」とコメントし、検査のため病院に直行した。

 囲み取材に応じた松井章圭館長は「タリエルの組手は正面からダメージを与えていくものなので、技術的には多人数の組手に向いていませんが、トータル的に見応えがありました。60人、70人を超えたあたりからガクンとペースが落ち、精神的にきつくなったと思いますがよく頑張りました。大山総裁も天国から見守ってくれていたと思います」と、タリエルの偉業を称えた。

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