【パンクラス】元修斗世界王者・田村「狂い咲きたい」
5月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 258』にて、パンクラスに初参戦する元修斗世界ライト級王者・田村彰敏(総合格闘技津田沼道場)が2日(金)都内にて公開練習を行った。田村は2010年フェザー級新人王の宮路智之(パラエストラ松戸)と対戦する。
シャドーボクシング、サンドバッグ打ち、ミット打ちをそれぞれ3Rずつ披露した田村だが、その動きは実に独特。今回の試合に向けて「スタイルチェンジを考えている」と明かした。新しい動きについては「作戦なので書かないで欲しい」とのことだが、「UFCの試合や堀口恭二選手の動きを参考にした」という。
パンクラスに初参戦することについては、「昔は全然眼中になかったのですが、今は凄く魅力的。ケージ(金網で囲まれたリング)、ルール変更、海外の大会にもつながっている、全部魅力的ですね。修斗では対戦相手が一巡してしまったので、新鮮な気持ちで戦えます」とその理由を語る。
対戦する宮路については、「今まで対戦したことがないタイプ。長身でサウスポーのグラップラー(寝技が得意なタイプ)。気持ち悪いですね(笑)」と評し、「もう1回狂い咲けるように、ここからまたいい流れを作りたい。まだ修斗とパンクラスの両方ベルトを巻いた選手はいないので、自分が史上初の男になりたい」と抱負を語った。
また、今回の試合はMMA(総合格闘技)で通常採用されている1R5分ではなく1R3分の新ルールで行われるが、「5分2Rより断然いい。5分2Rはドロー裁定が多くなる。前から3分3Rがいいと思っていたから、提案しようとしていたくらいです」と歓迎の様子。「パンクラスでは今までと違ってクレバーな感じでいきたいですね。そう言っても最後はグチャグチャな試合になりやすいですけれど」と田村は笑った。
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