【TRIBE】驚異の身体能力の柴田「実は運動苦手」

2014/05/17（土）UP
（最終更新：2014/08/05 21:02）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　元DEEP2冠王・長南亮が代表を務めるTRIBE TOKYO M.M.Aが、D-NET（国内の格闘技ジム、道場が交流することを目的とした集合体）の協力を得て『TTF CHALLENGE 01』を5月25日（日）東京・新宿FACEで開催する。今大会は若手の試合が中心に組まれ、D-NETから有望な選手を輩出していこうという意気込みが感じられるマッチメイクとなった。

　そのメインイベントで、パンクラスのスーパーフライ級1位・古賀靖隆（ロータス世田谷）と対戦する、柴田”モンキー”有哉（STYLE）のコメントが届いた。柴田はDEEPで活躍し、21歳にして8勝2敗の好成績を残している新鋭。2011年には修斗バンタム級新人王の座に就いた。

　リング上では野生的でスピーディーかつトリッキーな変化自在の動きを見せる柴田だが、意外にも「運動神経は悪い方です。全然運動が出来なかったので、走るのも苦手でした。いつもビリかビリから2番目。小学校の時なんかは室内でオセロをしていたタイプです。出来るだけ外に出たくないって思っていて。MMA（総合格闘技）を始める前もスポーツは柔道を中学で3年間やっていただけです」と、身体能力が特別高い方ではないという。

「試合中の動きを“どうやっているの？”とよく聞かれますが、感覚なので自分でもどうやっているのだろうって思うことがあります。何か自然に出来ていますね。理由は分かりません」

　ミドルネームの“モンキー”も身軽な動きから名付けられたのかと思いきや、「家の中で高いところによくいたので、家族や友だちに猿って呼ばれていて、それで名付けられました。上の方にある押入れに入るとか、登るのが好きだったので」との理由から。

　今回対戦する古賀については、「特にパンチが強くて全部出来る選手」だと評するが、「自分もどんな攻撃をされても対応できると思っています」と自信をうかがわせる。

　試合については「最初は蹴りを使っていきたいと思っていますね。今までもちょくちょく使っていましたが、蹴りを蹴ってみたらどうなのだろうって。蹴りに自信は……なくはないです。パンチも蹴りも寝技もずっとやってきたので、今回使ってみようと思います」と、今回は蹴りを多用していきたいという。

「お客さんが盛り上がるようにしたいので、思い切りぶつかりたい。お客さんが沸いてくれるとこちらもテンションが上がって楽しく出来るので、魅せる動きが出来て会場が盛り上がってくれればいいなって思います」と、会場を沸かせる試合が目標。

　メインイベントを任されたことには、「やっとかって感じですね。メインでやりたかったけれどなかなかやらせてもらえなかったので、やっときたかって感じです」と、モチベーションは高い。

　今後の目標は「一番はDEEPのチャンピオンベルトが欲しい。それに向かって動いていきます」と、師匠である池本誠知も巻いたDEEPのベルトを目指して行くという。

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