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【TRIBE】強打の柔術家・古賀「盛り上げて勝つ」

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2014/05/17(土)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲古賀(右)は柔術家でありながら強力なパンチを持つ

 元DEEP2冠王・長南亮が代表を務めるTRIBE TOKYO M.M.Aが、D-NET(国内の格闘技ジム、道場が交流することを目的とした集合体)の協力を得て『TTF CHALLENGE 01』を5月25日(日)東京・新宿FACEで開催する。今大会は若手の試合が中心に組まれ、D-NETから有望な選手を輩出していこうという意気込みが感じられるマッチメイクとなった。

 そのメインイベントで、2011年修斗バンタム級新人王・柴田”モンキー”有哉(STYLE)と対戦する、パンクラスのスーパーフライ級1位・古賀靖隆(ロータス世田谷)のコメントが届いた。古賀は師匠・八隅孝平(ADCC世界サブミッション・ファイティング選手権アジア代表)譲りの寝技テクニックに加え、一撃で試合を終わらせるパンチを持ち、パンクラスで2連続1RでのKO勝ちを飾っている。

 柔術家でありながらパンチも強い理由は、「2年くらい前からボクシングジムに通っています。柔術の方を先に始めたんですが、打撃が出来ないとMMA(総合格闘技)で上には行けないと思ったので行くようになりました」と言うが、「KOはたまたまです。そんなに強くはないです。打撃も寝技も自信がないですけれど、一生懸命に両方やるだけです」と謙虚に語る。

 試合ではパンチが目立つ古賀だが、「打撃が多くなっていますが、打撃で勝負しようと思っているわけではないです。組み技の練習もいっぱいしていますので両方ともやれます」と打撃にこだわりがあるわけではなく、「柴田選手は寝技での一本勝ちが多いですから、注意したいと思います。もちろん寝技で負けない自信はあります」と、寝技勝負になっても問題ない。

 柴田の印象は「寝技が強くて若くて、勢いがある選手だと思います」と評し、「動きのある、見ている人が面白い試合になればいいなと思っています」と、好試合を目指す。

 メインイベントを任されたことについては、「凄くプレッシャーがあります。せっかくメインを任せられたので盛り上がる試合がしたいです。第1回目の大会のメインイベントなので、面白い試合をして勝つことを意識してやりたいと思います」と、場内を盛り上げた上で柴田を仕留めたいという。

 古賀は現在パンクラスのスーパーフライ級1位で、タイトルへの挑戦機会を待つばかり。「今回の試合はタイトル挑戦をアピール出来るいい機会だと思うので、これを突破口にしてタイトルマッチが出来ればと思っています」と、今回の試合をタイトルマッチにつなげたいと言うが、「柴田選手を踏み台に? そんなことないです」とやはり謙虚。

 今後の目標については、「やはりパンクラスのベルトに挑戦したいですね。今はそれを目標に頑張っています。柔術では今、紫帯なので黒帯を目指したいです。ただ、今はMMAの練習ばかりやっているので年内は無理です」と語った。

【関連動画】
長南亮の最新MMAテクニック講座「バックからのリストコントロール」

 

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