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【RFC】クロン・グレイシー、父ヒクソンを超える

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2014/05/26(月)UP

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▲父ヒクソン(右)と会見に出席したクロン(左)

 5月26日(月)都内にて、新たな総合格闘技大会『REAL FIGHT CHAMPIONSHIP』の開催が発表された。年内に予定されている旗揚げ戦のメインイベントで、プロデビューが決まったクロン・グレイシー(ブラジル)は父であるヒクソン・グレイシーを超えると宣言した。

 クロンはヒクソンの次男で、グレイシー柔術黒帯。世界各国の柔術やグラップリング(関節・絞め技ありのレスリング)大会に出場して腕を磨き、2013年6月にはロサンゼルスで開催されたグラップリング大会『Metamoris 2』で青木真也と対戦してフロントチョークで一本勝ちを収めている。また、2013年10月に開催された寝技世界一決定戦と呼ばれる『ADCC』では全試合一本勝ちで優勝した。

 日本で総合格闘技プロデビュー戦を行うのは、「武士道、サムライスピリッツが我々のルーツ。格闘技を技術と精神面の両方からしっかりと支えているのは日本だけ」というヒクソンの希望。ヒクソンは「私は今、二度目の夢を求めている。それはクロンにグレイシーファミリーのバリューを新しく築いてもらうことだ」と、グレイシー一族の復権を期待しているという。

 ヒクソンに「彼は私よりも能力が高い」と紹介されたクロンは、「一族を代表して、格闘家として父を超える。超えなければいけない」とヒクソン超えを宣言。「タフで強い相手に次々とチャレンジしていきたい」と意気込んだ。

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