【DEEP】引退試合の誠悟「殴り合い上等！」

2014/07/20（日）UP
（最終更新：2014/07/21 00:07）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　7月21日（月・祝）東京・大田区総合体育館で開催される『DEEP CAGE IMPACT 2014』の公開計量が、20日（日）都内にて行われた。全選手がパスし、明日のゴングを待つのみとなった。

　メインイベントで引退試合を行う“ミスターメガトン”こと誠悟（TEAM 東京 CLUTCH）は、「いよいよ最後だな、という気持ち。長いようで短かった。あっという間の8年間だった」と現在の心境を語る。

　柔道からMMA（総合格闘技）に転向し、DEEPメガトン級（無差別級）の中心選手として活躍。身長178cm、体重115kgの巨体から繰り出す左右フック、そして柔道の投げ技で常に会場を沸かせてきた。

「いつもより長い期間練習したので、いい感じ」とコンディションは良さそうだが、「5分3Rだけど最後まではもたないので、最初から仕掛けようかと。判定で勝つのは無理なので、早いラウンドでのKOを狙ってガンガン行く」と、スタミナを心配して短期決着を狙うという。

　対戦相手のDEEPミドル級王者・中村和裕（チームカズ）に対しては、「カズが俺のことをボコボコにしてやると言っていたから、言葉通り殴ってきて欲しいね。いくらでも付き合うよ。殴り合い上等！」と、打撃戦を望んだ。

　試合後には引退式が予定されており、「今回は蒲田から大応援団が400人くらい来るので、カッコいいところを見せたい。勝って盛大な引退式にしたい」と語った。

　なお、中村はこの日欠席（無差別級契約のため計量は任意）。中村は当初3月に行われる予定だった誠悟の引退試合のため準備をしていたが、延期になったことを知らされずに激怒。「礼を失している」と誠悟を批判していたが、「最後の盛り上げとなる前日に来ないとは、あれだけ人のことを批判しておいてお前こそふざけるなって感じです」と、怒りをあらわにしていた。

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