【ムエタイ】WPMF新会長に元国会議員サーマート氏が就任
WPMF (World Professional Muay Thai Federation:世界プロフェッショナル・ムエタイ連盟)タイ国総本部により、執行役員の再編成が実施され、新会長に元国会議員のサーマート・マルリム氏が就任することが発表された。
前任のチャイヤシット・チナワット陸軍大将(元タイ国軍総司令官、タクシン元首相、インラック前首相の従兄弟)が、2012年の就任から2年間の任期を終え、本年度より新会長サーマート氏陣頭指揮の下、新体制での運営となる。
サーマート氏は、父親の代よりムエタイジム(ルーククロンタンジム)を経営する環境に生まれ育ち、長らくムエタイ界に関わってきた生粋の業界人であると同時に、バンコク市議会議員、上院議員などを経て、2007年には民主党から初当選し国会議員として活躍。また、タイ国サッカー協会副会長、タイ国サッカー・ナショナルチーム代表などの役員も歴任し、タイ国のスポーツ界の発展に大きく貢献してきた人物。最も連盟会長に相応しい適任者であると、各ムエタイ関係者からの期待の声も大きい。
サーマート会長は、今後、積極的に世界のムエタイ競技普及やムエタイボクサーOBなどへの支援、組織の強化、認知度推進に力を入れていく方針を発表しており、早くも来月9月21日には、東京・ディファ有明にて開催されるWPMF世界タイトルマッチ戦を視察のため、訪日することを表明している。
※WPMFは、タイ国内で唯一、ナショナル・ムエタイ王者を認定出来るタイ国観光・スポーツ省傘下の機関、タイ国プロムエタイ協会を母体に持ち、世界へのムエタイ競技の普及、振興を目的に2004年に設立された世界プロムエタイ機構である。国の予算で運営される年間行事のナーイカノムトム賞賛興行、王妃生誕記念興行、タイ国王生誕記念興行での世界タイトルマッチを認定している他、日本、ヨーロッパに代理人を認定し、各国で開催されるWPMF世界タイトルマッチを認定・承認している。
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