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【蹴拳】歴史は動くか?藤原あらし計量パス

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2014/10/11(土)UP

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▲挑戦者・藤原あらし(左)vs王者ナッタポン。ルンピニータイトルマッチを争う両者

 10月12日(日)東京・ディファ有明で開催の『蹴拳22』に出場する選手の計量が、11日(土)に行われた。

 メインイベントでルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王座を争う挑戦者・藤原あらし(バンゲリングベイ恵比寿)は53.75kg、王者ナッタポン・ナーチュアウイッタヤコム(タイ)は53.65kg。両者ともスーパーバンタム級のリミット55.34kgを1kg以上アンダーでパスした。

 藤原は国内軽量級最強の称号を長く保持し、打倒ムエタイ路線を突き進んできたが、61戦目となる今回ついにムエタイ最高峰のルンピニー王座に初挑戦。今年5月、ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級9位ゴンプートーンを破り、その勢いで2階級上の王者へ挑戦する。 

 王者ナッタポンは今年5月、兵庫でRISEフェザー級王者・一刀(日進会館)と王座決定戦を争い、判定3-0で勝利してルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王座に就いた。一刀戦ではパンチをほとんど出さず、ロー&ミドルキック、そして執拗な首相撲で勝利している。

 藤原の12年におよぶキャリアの集大成とも言える大一番。ムエタイ500年の歴史の中で、日本人初のルンピニー王者、そして“神の階級”と呼ばれる層の厚い軽量級で史上最軽量級となる外国人(タイ人以外)王者誕生の快挙なるか。

 なお、第14試合のSHOHEI(田頭道場)vsJung Hwang Young(韓国)は85kg契約からヘビー級契約に、第13試合の龍橋祐泰(Y’ZD GYM)vs橋本悟(橋本道場)はライト級契約から62.0kg契約に変更。第8試合に出場するヨームートン・ポーピンジー(タイ)、第10試合に出場するマイカヤン・ロンポージム(タイ)の2名は来日スケジュールの都合上、当日計量となった。

【予告】10月12日(日)「蹴拳22」藤原あらしvsルンピニー王者、当日夜に速報動画を配信予定

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