【K-1】左右田が仮想トーナメントで万全の対策

▲得意の右ストレートをミットに叩き込む左右田

　11月3日（月・祝）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2014～-65kg初代王座決定トーナメント～』に出場する左右田泰臣（シルバーウルフ）の公開練習が、10月23日（木）所属ジムにて行われた。

　左右田はシャドーボクシングとパンチのミット打ちを3分ずつ披露。「疲れが溜まっていて動くのがキツイ。追い込みが終わってあとは調整だけです」とのことだったが、多彩なパンチのコンビネーションを見せた。

「自分の試合映像を見て、自分だったら自分をどう攻めるか考えるんです。そうやって弱点を考え、足りない部分を補ってきました」と独特の練習方法を明かした左右田。加えてトーナメントで連戦するためのスタミナと気持ちの強さを、フィジカルトレーニングとこれも独特の練習で養ってきた。

「1日で3人の相手とスパーリングをしました。相手は軽量級からヘビー級まで。3分3Rでやって、大宮司さん（シルバーウルフ代表）に判定をつけてもらい、引き分けだったら延長1Rをやるようにしました」と、トーナメントを想定したスパーをやってきたという。

　1回戦で対戦する木村“フィリップ”ミノル（ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム）に関しては、「2人のボクシングトレーナーから言われたことが同じだった。こういう感じだというのが分かりました」と、すでに対策は出来上がっているようだ。「会場に“興奮の雨”を降らせたい」と、左右田は締めくくった。

☆【関連動画】左右田が元ムエタイ王者からダウンを奪って勝利

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