【シュートボクシング】S-cup世界トーナメントの組み合わせ決定
11月30日(日)東京・両国国技館で開催される2年に一度のシュートボクシング(以下SB)の祭典『S-cup世界トーナメント2014』の記者会見が12日(水)に行われた。
これまでの-70kg級から-65kg級に変更されて開催されるS-cup世界トーナメント。出場選手最後の一枠は宍戸大樹(シーザージム)に決まり、トーナメント組み合わせも発表された。
昨年のS-cup65kg日本トーナメント優勝者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)は、1回戦で元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者の“ムエタイ爆撃機”ポンサネー・シットモンチャイ(タイ)と対戦。「1Rからお互い倒しに行くと思うのでそれが見たい。K-1でもタイ人が優勝しているので、一番注目される選手と最初にSBのチャンピオンを当てたかった」とシーザー会長。
その鈴木に6月のSB後楽園大会で勝利しているRISEライト級王者イ・ソンヒョン(韓国)は、世界トップの強豪として知られるWMCインターコンチネンタル・フェザー級王者モサブ・アムラーニ(モロッコ)と1回戦で激突。「ソンヒョンは投げを怖がっているようなので、1回戦はキックボクサーとやってみたらどうかということで組みました」(同)。
MMA(総合格闘技)からの参戦となる小見川道大(吉田道場)は、前WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王者の“アメリカ最強キックボクサー”ケビン・ロス(アメリカ)と対戦。「ロスはキックボクシングからMMAにも参戦している。MMAの小見川との試合をSBルールでやってみたらどうなるか見てみたいと思った」(同)。
そして、宍戸は優勝候補の呼び声も高いWFC世界スーパーライト級王者ウシネ・ベノーイ(アルジェリア)を迎え撃つ。「ベノーイは数々のトップ選手に勝っており、戦績を見ると一番強い選手。宍戸には一番強いと言われる選手とやってもらいます。本人には“腹を決めろ”と言いました」(同)。
豪華メンバーがそろった今回の世界トーナメント。果たして、初代王座に就くのは誰か。
<決定対戦カード>
▼S-cup65kg世界トーナメント1回戦第1試合
鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本スーパーライト級王者、S-cup65kg日本トーナメント2013王者)
vs
ポンサネー・シットモンチャイ(タイ/シットモンチャイジム/元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者、元プロムエタイ・フェザー級王者)
▼S-cup65kg世界トーナメント1回戦第2試合
モサブ・アムラーニ(モロッコ/ムシドジム/WMCインターコンチネンタル・フェザー級王者)
vs
イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/RISEライト級王者)
▼S-cup65kg世界トーナメント1回戦第3試合
小見川道大(吉田道場/柔道1998年ハンガリー国際66kg級優勝、2002年日本国際66kg級優勝)
vs
ケビン・ロス(アメリカ/前WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王者)
▼S-cup65kg世界トーナメント1回戦第4試合
宍戸大樹(シーザージム/第2代SB東洋太平洋ウェルター級王者)
vs
ウシネ・ベノーイ(アルジェリア/WFC世界スーパーライト級王者)
▼S-cup65kg世界トーナメント準決勝第1試合
鈴木vsポンサネーの勝者
vs
アムラーニvsソンヒョンの勝者
▼S-cup65kg世界トーナメント準決勝第2試合
小見川vsロスの勝者
vs
宍戸vsベノーイの勝者
▼S-cup65kg世界トーナメント決勝戦
準決勝第1試合の勝者
vs
準決勝第2試合の勝者
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