2014/11/18（火）UP
（最終更新：2014/11/19 11:09）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲トーナメント決勝戦での対戦をアピールした卜部功也（左）と弘嵩（右）の卜部兄弟

　2015年1月18日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2015～－60kg初代王座決定トーナメント～』の記者会見が11月18日（火）都内にて行われ、トーナメント出場選手が発表された。

　日本人ファイター4名、外国人ファイター4名の計8名によるワンデートーナメントで初代王座が争われ、日本人出場選手は、Krush -60kg級王者・卜部弘嵩、ISKA世界ライト級王者・卜部功也（ともにチームドラゴン）、島野浩太朗（菅原道場）、元IT’S SHOWTIME世界－61kg級王者山本真弘（藤原ジム）の4名、外国人選手はカリム・ベノーイ（アルジェリア）、トーマス・アダマンドポウロス（フランス）、ヨハネス・ウルフ（ドイツ）、ミハウ・“マトリックス”・クロリック（ポーランド）の4名が決定した。

　11・9Krushで王座を奪取した弘嵩は「最強を証明するためにK-1に出ます。しっかり強さを見せたい」といい、弟・功也は「最高の舞台で優勝して頂点に立ちたいと思います」と意気込みを語る。弘嵩が「決勝戦でやりたいのは功也」といえば、功也は「空手の時はトーナメントで兄と対戦して4回やって全敗。この舞台で兄を超えるチャンス。決勝戦に兄が来たら、史上最高の兄弟喧嘩を見せたい」とアピールした。

　これまでにIKUSA -U60 GP、全日本キックKick Returnトーナメント、Krushライト級グランプリ2009と3度トーナメントを制覇している山本は「空手をやっていた子供の頃からトーナメントに出ていて、この中では一番自信があります」とK-1トーナメント制覇にも自信を見せる。

　また、11・9Krushで弘嵩に惜敗した島野は「ダークホースの自分が“まさか”を起こします。トーナメントとか気にせずに全力で殴りにいきたい」と並々ならぬ意気込みを語った。

　外国人勢では、IT’S SHOWTIME -61kg級世界王者で“軽量級のジョルジオ・ペトロシアン”とも評されるベノーイ、元Krush -63kg級王者のトーマスの世界トップファイターのほか、バックキックやサイドキックなどの回転系の足技が得意なWKA世界スーパーフェザー級王者ヨハネス（戦績は44戦40勝28KO3敗1分）、24歳で102戦93勝（16KO）9敗と驚異的な戦績を誇るミハウら未知の強豪がエントリーした今回のトーナメント。一回戦の組み合わせは後日発表。

　そして11月のK-1でK-1甲子園王者となった平本蓮が今大会でプロデビューすることが決定。「格闘技人生のスタートをK-1で始められて嬉しいです。誰が来てもいいように練習して、いい試合をして勝ちたい」と抱負を語った。