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【Krush】中島と松倉が元同門対決に複雑な胸中

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2014/12/15(月)UP

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▲中島(左)と松倉(右)が王座決定トーナメント初戦で対戦。中央は宮田Krush代表

 2月6日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.51』にて、第3代Krush -70kg級王座決定トーナメント準決勝を争う松倉信太郎(TRY HARD GYM)と中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)の記者会見が12月15日(月)都内にて行われた。

 現在空位のKrush -70kg級王座を4選手がトーナメント戦で争う。この試合の勝者は1月4日(日)同会場で開催される『Krush.50』(夜興行)で対戦する山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)と山崎陽一(シルバーウルフ)の勝者と、4月12日(日)同会場で開催される『Krush.53』で決勝戦(王座決定戦)を行う。

 中島と松倉は元同門で、今年3月に松倉がジムを移籍したことで初対決が実現した。中島は「深く考えず無心でベストを尽くして試合に臨む」、松倉は「決勝ならしょうがないが、初戦でお互いベストの状態ではやりたくなかった」とお互いに胸中は複雑のようだ。

 特に松倉は「中島さんが飛びヒザ蹴りでKOしたのを見て、真似してやってみたらKOが出来るようになった」と、得意の飛びヒザ蹴りも中島に憧れて使い始めたものだと言い、「正直な話をすればやりたくなかった」と、先輩である中島との対戦に戸惑いを隠せない。

 しかし、「もし俺がファンだったら見たいカード。相手が身近な存在だからこそ盛り上げる試合が出来る」と松倉。中島も「選手として見れば強い選手だし、以前よりも強くなっている。松倉の方が最近の戦績はいいので、自分が挑む気持ちを持っています」と、感情は捨てて戦うつもりのようだ。

 また、松倉は「タイミング的には俺がベルトを獲らないといけないところ。強い相手に勝って来ているし、年齢的にも一番若い俺が獲った方がベルトの価値を高められる」とベルトを巻くのは自分だと言い放った。中島もまた、「今までもKrushのベルトに挑戦する機会がありましたが、全部逃した。今回は最後のつもりで獲りに行く」と意気込んだ。

 

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