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【IGF】川口&鈴川が120kg巨漢外国人対策

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2014/12/19(金)UP

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▲鈴川は足腰を強化するため15歳の時からやっているというタイヤ引きを披露

 12月31日(水)東京・両国国技館で開催の『INOKI BOM-BA-YE2014』に参戦する元DEEPメガトン級王者クラッシャー川口(BLUE DOG GYM)と鈴川真一が、19日(金)都内にて公開練習を行った。川口はジャスティン・ウィリス(アメリカ)と、鈴川はクリス・バーネット(アメリカ)と対戦する。

 巨漢外国人選手を迎え撃つ2人は、それぞれの方法で特訓に励んでいた。

 まず鈴川は15歳の時から続けているというタイヤ引きトレーニングを披露。30kgある巨大なタイヤをロープで引くというトレーニングだ。「重心を低くするとパワーが出る。相手は120kgあるが、引っ張りまわして最後は打撃でマットに沈めてやろうと思っている」と鼻息も荒い。

 元力士の鈴川は四股踏みも再開したと言い、「久しぶりに1日30分くらいやっている。これもとにかく打撃のための下半身強化。デカいヤツとやるならこれがいい」とその理由を語る。「秘策は言えないが、勝つパターンを何個かに絞った。向こうは突っ込んでくると思うので当日が楽しみです」と自信満々だった。

▲川口はマスク型のトレーニングギアで心肺機能をアップ

 川口は「外国人とは体格差があるのでパワーで対抗は出来ない。そのためスタミナを鍛えないといけない」と、鼻呼吸を徹底させるマスク型トレーニングギアを着用してのスパーリングを披露。呼吸抵抗を増やすことによって心肺機能をアップさせるこのギアをトレーニング中は常に着用しているという。

 ジャスティンは身長190cm、体重120kgの超巨漢だが、「何kgでも関係ない。自分の動きを出し切ればいい。相手の力を上手く利用する。自分はフルラウンド戦えるスタミナを作って、今年の漢字は“税”だけにゼーゼー言わせてやる」と、時流ネタを用いて作戦の一部を明かした。

「大みそかは勝ちたい。来年のタイトル戦線に絡んで行くためにも落とせない試合です」と、川口は2015年を見据えていた。
 

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